イオン、英テスコが保有する日本国内の117店舗運営を引き受け

2012/06/19 06:35

提携【イオン(8267)】は2012年6月18日、イギリスのスーパーマーケット最大手テスコ(Tesco)社から、テスコジャパンの発行済み株式の50%を取得することで合意したと発表した。取得価格は備忘価額(リリース上に表記は無いが1円と考えられる)(【発表リリース、PDF】)。

テスコジャパンは小売店「つるかめランド」を運営するマスシンを英テスコが買収し、傘下に収めた上で社名を変更したもの。首都圏を中心に展開しており、店舗数は全部で117店。しかし【イギリスのスーパーテスコ、日本から撤退へ】にもある通り経営不振状態が続き、2011年8月末には英テスコは日本からの撤退を表明、引受先を探していた。

今回備忘価額で株式の買い取りが行われたのは、上記にある通り不採算店舗が多いことなどが理由として挙げられる。実際の株式引渡しは関係当局からの承認、及び諸手続きが完了次第速やかに実行されるとのこと。イオン側ではこの株式取得を機に、テスコ側と共に経営資源やノウハウを活用し、テスコジャパンの事業競争力の向上に取り組むとしている。

なおイオン側のリリースには無いが、テスコ側のリリースを読むと「イオンヘの株式受け渡しで同社との合弁事業化を果たした上で、テスコジャパンのリストラクチャリングのために4000万ポンド(50億円)を合弁事業として投資する。これが今件事業の支出としては最後のものとなる」との説明があり、さらに大規模な事業再構築が行われるものと思われる。一方でイオンはすでに類似店舗形態として「まいばすけっと」を展開しており、今後はこの店舗への展開も可能性としてはありえる。

少なくない利用側としては、今後の店舗動向が気になるところだ。

スポンサードリンク


コメント(Facebook)


▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2016 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー