雑誌協会、今夏の節電3原則実施を改めて公知

2012/07/06 06:55

節電社団法人日本雑誌協会は2012年7月3日、同協会に所属する関連企業をはじめとした雑誌業界に携わる企業などに対し、今夏の電力対策及び課題改善への要請に関し、昨夏・昨冬に実施した3原則を継続すると発表した。先の4月に公知した(【雑誌協会、節電対策として今夏も月刊誌と隔週刊誌の締切2日間前倒しなどの事前公知】)内容について、順守をあらためて要請している(【発表リリース】)。

昨年2011年夏、そして冬は東日本大地震・震災に伴う物理的な被害、電力需給問題を起因とする小売店や流通網の被害、インクや紙などの原材料不足、電力需給の不安定化による稼働時間・稼働率の問題など、多種多様な難題が出版業界に到来。日本雑誌協会では2011年夏・冬それぞれにおいて各種調整・規制を行い、これらの問題に対応している。

すでに同協会では震災をきっかけに大震災対策特別委員会を設立、この委員会のもとでさまざまな課題の改善に向けた取り組みを進めている。今回の発表は4月に発表した、夏における取り組みに関する再確認の意味合いを持つ。

1.週刊誌以外の定期誌の48時間繰上げ進行
・週刊誌の基本日程厳守
・その他雑誌については、印刷のみならず製本、流通、書店等の負荷軽減を目的に印刷会社と相談しつつ、原則48時間の繰上げ進行
す。

2.台割(仕様)、部数、配本通知等の早期化
・早期の決定、連絡による印刷生産の早期組込み

3.ザラ紙・ラフ紙用『特色インキ』の15色絞り込み
引き続き、昨夏設定しました「印刷工業会統一15 色基準」の継続

※(すべて命令ではなく「-をお願いする」という要請の形となっている)
※日本出版取次協会では雑誌進行委員会を通じて、昨夏と同様、1日250点を目安に発行点数の調整を行う

なお【関電管轄に15%節電「要請」…今夏電力需給対策発表】【今夏節電対策の政府改定案などなど】にもある通り、東京電力管内では、今夏の節電の数値目標はないものの、経済産業省から7月2日から9月28日までの平日9時から20時において、印刷会社などの大口需要家に対して、節電要請が寄せられている。このため、印刷工業会出版部会では、昨夏と同様におおむね約20%の節電を行うことになる。具体的には、深夜時間帯や土日に作業工程を移して生産工程の編成を実施するとのこと。

雑誌関係者にはすでに各種通達が行われているはずだが、昨年同様にスケジュールの前倒しや圧縮などの可能性がある。気になる人は再確認をお勧めしたい。

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