定番の冷え物和菓子2種「あんみつ」「ぜんざい」、ファミマの和菓子ブランドに追加
2012/07/20 06:35



↑ 左:『抹茶寒天あんみつ(抹茶みつ添え)』、右:『冷やし白玉ぜんざい』
「Sweets+和」は、「冷やして美味しい」「生素材を使用」を基本概念とし、明治43年に創業し100年の歴史がある老舗和菓子屋「新杵」からの協力を受け開発した、ファミリーマートオリジナルの本格的な和菓子シリーズ。季節により商品を入れ替えながら、デザート売場の品揃えの幅を広げ、中高年層を中心としたお客の獲得を画策している。
今回新たに登場するのは、甘味処では定番的なアイテムの2種類。『抹茶寒天あんみつ(抹茶みつ添え)』は抹茶寒天と角切り寒天に、3種類のフルーツと白玉・つぶあん・ホイップクリームをのせ、ほろ苦い抹茶みつを別添えしている。一方で『冷やし白玉ぜんざい』は北海道産小豆を使用した粒あんに水分を加えて瑞々しい食感のぜんざいに仕上げた一品。白玉粉にもち粉を加えて蒸すことで、こしのある食感に仕上げた自家製白玉が入っている。
今回の新商品も特に奇をてらうことなく「和菓子」に徹しており、しかも暑さを覚える夏に良く似合う、冷涼感を堪能できる和菓子としての知名度が高い「あんみつ」「ぜんざい」の展開ということで、品定めの上で好感できる。
知名度が高いということは、定番でもあり、同時に安心して手を伸ばせることを意味する。どれだけ多くの人の目に留まり、レジまで運んでもらえるのか。味の良しあしはもちろんだが、売れ具合も気になるところではある。

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