JR東海、新型新幹線車両「N700A」の車両シンボルマークとインテリアデザインを発表
2012/07/26 06:40



↑ N700A シンボルマーク

↑ 車内インテリアデザイン
N700Aは現在使われている車両N700の後継にあたる車両。「A」は「Advanced」を意味し、N700と比べて数々の安全システムの追加や省エネ化が図られている(【2011年5月の発表リリース、PDF】)。今回発表された車両シンボルマークでは、その「A」を東海道新幹線のシンボルである青帯に一体化させ、N700Aの先進性を表現している。
また内装となるインテリアデザインはグリーン車、普通車とも、利用客から定評のあるN700系のインテリアを継承しながら、座席モケット(椅子の上張り地などに使われる織物)のデザインを変更。グリーン車ではより落着きを持たせた車内に、普通車では明るく開放感のある車内にしている。さらにシートのクッション素材には、日本の新幹線として初めて100%リサイクル可能なポリエステルを採用。トイレ、洗面室の照明にはLEDを採用し、また、それに調光機能を持たせるなどして、車内の照明電力をN700系に比べ約20%削減している。
冒頭で触れたように、N700Aが実働するのは来年2月以降。東海道新幹線を利用する機会がある人は、今車両と出会えるのを心待ちにしよう。
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