貼るだけで本棚からの書籍落下リスクを減らせる「落下抑制テープ(書棚用)GNシリーズ」登場

2012/08/01 06:35

落下抑制テープ(書棚用)GNシリーズ住友スリーエムは2012年7月31日、既存の書棚の前端に貼るだけで、地震による書籍やファイルなどの落下リスクを減らせるテープ『落下抑制テープ(書棚用)GNシリーズ』を同年8月8日から発売すると発表した。幅25ミリ・長さ1.8メートルのが976円、同じ幅で9メートルのが4200円(いずれも税込)(ウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル系粘着剤)(【発表リリース】)。


↑ ↑ 落下抑制テープ(書棚用)GNシリーズ。
↑ 落下抑制テープ(書棚用)GNシリーズ。公式動画。【直接リンクはこちら】

昨年2011年の東日本大震災を契機に、オフィスや家庭内での地震対策の重要性が再認識されている。家具類の転倒防止に加え、書棚からの収納物の落下防止に対する意識も高まりを見せている。書棚からの書籍やファイルなどの落下は、落下物による怪我や、避難経路の妨げになることが指摘されており、特に開架式書棚は扉がないため、落下防止に有効な対策が求められていた。

今回登場する『落下抑制テープ(書棚用)GNシリーズ』は、すべり止め効果をもつ半透明の特殊なテープ。このテープを書棚の前端に貼るだけで、書籍やファイルなどの落下を抑制する(完全に防ぐわけではない)。さらに、出し入れのし易さを考慮し、テープ表面に適度なすべり性を持たせ、テープ幅を狭くすることで、すべり止め効果と貼り付け後の出し入れのし易さを両立させた。

落下抑制テープ(書棚用)GNシリーズ住友スリーエム側では昨年の震災時に、多数の図書館が書籍落下による物的被害と、その後の復旧作業の負担の大きさで苦労したという声を聞き、主に図書館向けに「図書落下防止用テープ」をアイデア創出から2か月という短期間で開発。昨年7月から提供を開始して以来、同製品は全国の多数の図書館にて採用され好評を得ていた。このことから、オフィスや家庭内でも使用できるようよう、 『落下抑制テープ(書棚用)GNシリーズ』として、本格的に販売を開始することになった。

本棚の物理的破損や倒壊が無い限り、地震の際には棚内部の書籍は解放部分からずれ、はみ出し、そして落下する。大きな振動でいちどきに飛び出る場合は手の打ちようがないが、多くの地震(断続的に、小刻みに揺れる)では少しずつずれが生じ、それが蓄積する形で前方にはみ出て、本棚から落下することになる。今件テープはそれを防ぐもので、要は従来のすべり止めテープの応用型と見れば良い(平常時の書籍の出し入れがしやすいよう、「適度な」すべり性を持たせたのがポイント)。

実際には揺れ方の大きさ、そして揺れる方向にも大きく左右されるため、今件テープを貼れば確実に書籍落下が防げるわけではない。あくまでもリスクを減らせるというもの。しかしコロンブスの卵的発想の面白さ、セットの簡便さ、そして効用の高さなどで注目に値する商品といえよう。

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