カップヌードル・チキンラーメン味の冷凍おにぎり9月1日に発売

2012/08/04 07:00

このエントリーをはてなブックマークに追加
冷凍 日清カプセルスタイル カップヌードルおにぎり日清食品冷凍は2012年8月3日、冷凍おにぎり『冷凍 日清カプセルスタイル カップヌードルおにぎり』『冷凍 日清カプセルスタイル チキンラーメンおにぎり』を同年9月1日から全国で発売すると発表した。1つ100グラム3個入りのパッケージ。価格はオープン価格。専用のトレーに入れたまま調理ができること、冷凍おにぎりでありがちな焼きおにぎりでは無いこと、グループ企業発のカップヌードルやチキンラーメンの味わいを用意したことなどが特徴(【発表リリース】)。



↑ パッケージ(上)と専用トレーに収められた個別のおにぎり(下)
↑ パッケージ(上)と専用トレーに収められた個別のおにぎり(下)

『冷凍 日清カプセルスタイル カップヌードルおにぎり』『冷凍 日清カプセルスタイル チキンラーメンおにぎり』の登場は、日清食品冷凍が「おにぎり」市場に注目したのがきっかけ。冷凍食品の「おにぎり」は "焼おにぎり" が大半を占めており、コバラ(小腹。ちょっとした空腹感)需要やおやつ需要に応えているが、その市場は硬直しているのが現状。一方で、コンビニエンスストアの「おにぎり」は、味の種類や具の食感、彩りの楽しさも豊富で、食事としての需要に応えており、その市場は引き続き拡大している。そこで同社では、冷凍食品でありながらボリューム感と満足感で食事としての需要に応え、さらにメニューとしての楽しさがある「これまでになかった "おにぎり"」を開発する次第となった。

今件両おにぎりは1個100グラムというボリューム感を有しており(一般的な冷凍食品の焼おにぎりは1食50-80グラム)、具材がしっかりと入って満足感も十分。1パック3個入りで、調理の際は1個ずつ切り取って小分けすることができるので、おやつから食事までの幅広いニーズに対応する。

また、"おにぎり" を想起させる三角形の「カプセル」は、この商品のために新しく開発された新形状の容器。「カプセル」のまま調理することで、蒸らし効果が得られるので、ごはんがふっくらとした仕上がりになる。さらにカプセルのふたを取れば、トレーの部分がお皿の代わりになり、そのまま手で持って食べられる便利さもある。

メニューには、新しい調理方法と食スタイルを提案する新商品にふさわしく、オリジナリティあふれるラインナップを用意した。『あの味がおにぎりになった!!』をキャッチコピーに、おなじみの「カップヌードル」「チキンラーメン」のおいしさが、"おにぎり" で味わえる。さらに調理した "おにぎり" を器に入れてお湯をかけることで、「お茶漬け」としても食せるという「提案」も行われている。

要は「冷凍おにぎり」で「コンビニおにぎり」並みの魅力を持たせようというもの。指摘されてみれば確かに冷凍おにぎりは「小分けにされた主食」との視点で便利さを持つ食品ではあるものの、「少々小さい」「焼きおにぎりが多く味わいが単調」「個別の完成品をそのまま持ち歩く状況はあまり想定されていない」などの、「背伸びが足りない」感はある。冷凍保存ができるというメリットを維持したまま、どこまでコンビニおにぎりに近づくことができるのか。そのコストパフォーマンスとあわせ、気になるところではある。

このエントリーをはてなブックマークに追加

スポンサードリンク


関連記事


▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2020 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー