サークルKサンクスの駄菓子コーナー刷新・新キャラクタも登場

2012/08/30 06:30

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パンダのたぷたぷ【サークルKサンクス(3337)】は2012年8月29日、子供や主婦層、シニア層の三世代の取り込みを狙い、同社各店舗において、同年9月25日から順次、駄菓子コーナーのリニューアルを行うと発表した。新キャラクタ『パンダのたぷたぷ』を採用し、コーナー全体を盛り上げる(【発表リリース】)。


↑ 新キャラクタ『パンダのたぷたぷ』
↑ 新キャラクタ『パンダのたぷたぷ』

↑ 駄菓子用買い物カゴ(左)と「チロルたぷたぷホワイト」(右)
↑ 駄菓子用買い物カゴ(左)と「チロルたぷたぷホワイト」(右)

今回サークルKサンクスが駄菓子コーナーを強化する理由は次の二つ。

(1)シニア層による子供商品マーケットの拡大
シニア層の孫との関わりが深まっている傾向にあり、シニア層が孫へ買い与える購買シーンの拡大が見込める。

(2)他業態からシニア層、ファミリー層を獲得する
「コンビニエンスストア(サークルKサンクス)=身近でお菓子を買える場所」としての認知度を高める。

今回のリニューアルにおいては、同社の年賀状や雑貨でも使用されている、イラスト作家Rico氏のオリジナルキャラクター『パンダのたぷたぷ』をメインキャラクターとして採用する。各種販促物だけでなく、駄菓子用買い物カゴにもキャラクターシールを貼るなど、昔ながらの駄菓子屋が減少する中で子供が楽しく買い物できる場を提供し、駄菓子コーナー全体を盛り上げていく。

また同年11月6日にはチロルチョコから「チロルたぷたぷホワイト」および「チロルたぷたぷミルク」(各20円・税込)を発売するなど、『パンダのたぷたぷ』を活用したオリジナル商品の開発も行っていく。

子供についてはともかく、主婦層とシニア層のコンビニ利用増加は、他社コンビニや各種調査結果の上でも明らかにされており、これに伴いコンビニ大手各社もシニアシフト・女性陣シフトの動きを明確化している。今駄菓子コーナーのリニューアルも、その動きにそったものと考えられる。

今件発表分以外に、どのような盛り上げ方が行われるのか、そして発売する駄菓子自身にはいかなる新商品が登場するのか。注目していきたいところだ。


(C)Rico/PT2012

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