緊急時には対策情報を発信…防災訓練でデジタルサイネージ付き自販機登場
2012/09/04 06:40



↑ 音声付デジタルサイネージ一体型自販機
今回防災訓練時に設置された「音声付デジタルサイネージ一体型自販機」は、ダイドードリンコとDNPが共同開発した、飲料自販機とデジタルサイネージが一体化したもの。ニュースや広告など設置場所に応じた情報提供を目的としている。ポイントは次の2点。
1.防災、減災のための効果的な伝達ツール
平常時は防災に役立つ情報を告知するとともに、災害発生時には住民への避難場所の告知や帰宅困難者へ災害用伝言ダイヤルの使用方法、津波警報などの情報を告知する。
2.設置と運用の費用を飲料自販機でまかなう無料モデル
ダイドードリンコの飲料自販機の売上から当機器の設置・運用に関わる費用をまかなうため、通常は設置者が負担するデジタルサイネージの設置費用が不要。
平常時は防災に役立つ情報を告知するとともに、災害発生時には住民への避難場所の告知や帰宅困難者へ災害用伝言ダイヤルの使用方法、津波警報などの情報を告知する。
2.設置と運用の費用を飲料自販機でまかなう無料モデル
ダイドードリンコの飲料自販機の売上から当機器の設置・運用に関わる費用をまかなうため、通常は設置者が負担するデジタルサイネージの設置費用が不要。

リリースでは「公共性の高い施設、学校、病院、展示会場や、利用者の多く集まる店舗、商業施設などにこの災害情報を提供するデジタルサイネージ一体型自販機を展開していきます」とある。設置面積をある程度必要とすること、メンテナンスの問題もあるが、今後積極的な展開を望みたいところだ。
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