【更新】ミクシィ、mixiでの「足あと機能」復活を宣言・「利用者第一主義」を改めて表明

2012/10/10 06:45

mixi【ミクシィ(2121)】は2012年10月9日、同社が運営しているSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)【mixi】について、今後の運営方針を説明するリリースを同社社長笠原健治氏の名前で発表した。「ユーザーファーストなmixi」を掲げ、2011年6月に事実上廃止した「足あと機能」の復活などを呈している(【発表ページ】)。

↑ 「ユーザーファースト」そのものはすでに四半期短信で語られている
↑ 「ユーザーファースト」そのものはすでに四半期短信で語られている

ミクシィではすでに2012年8月3日の「2012年度第1四半期決算説明会」の中で「ユーザーファースト」との言葉を用い、「ユーザーの声を取り入れる仕組みの整備」「プロダクト毎にユーザーの声に応える体制」「個々のユーザーに適したUI/UXの提供」などを優先課題とすることを表明済み([同説明会資料(PDF)])。今回のリリースではその文言をタイトルに用いるなど、改めて、そしてさらに強調した上で、サービスの運営状況の改善を図るとしている(リリース内でも「最重要キーワード」として位置づけしている)。

そして2012年8月からmixiの運営体制を変更したこと(一部は上記の資料でも言及済み)、そして今回のリリース発表以降に行う施策の内容を公開。具体的には、

・ユーザーアンケート/ユーザーインタビューの強化
意見集約の強化。今年11月2週目に交流イベント「ユーザーファーストウィーク」の実施。

・「機能要望」の改修
「機能要望」に寄せられた意見への対応強化。必要性の有無の精査判断と、必要性ありと結論付けられた機能の迅速な対応。

・「訪問者(足あと)」サービスにおける「リアルタイム表示」機能の提供
2011年6月にリニューアル(事実上廃止)していた(【「足あと」を改善し、「先週の訪問者」として提供開始(2011年6月6日リリース)】)「足あと」機能につき、”旧来の「足あと」機能の一部や新機能を段階的に提供することを予定”と発表。詳細は現時点では未公開。

などを掲げている。

今リリースでは昨今のmixiへの意見に対し「現在のmixiに対する評価の一つであると重く受け止め」とした上で、「これまでのユーザーの皆さまのご要望との"ずれ"等を振り返り、皆さまに使い続けたいと思っていただけるサービスを実現するべく全力で取り組む必要があると強く感じ」とし、「ユーザーファースト」のポリシーの元に運営と機能改善を図るとしている。

大規模な機能の改廃・開始、あるいは他社との提携について公開可能日にリリースを発することはあっても、今回のように自社のみの、事前に公知されていることの再発表、さらには具体的な要件が定まっていない時点での発表は、意外性が感じられる。さらに広報発のものではなく、笠原社長自ら、しかも名前の部分に自筆署名(のグラフィック)を用いるあたり、注力ぶりがうかがえる。見方を変えれば、本来なら11月初旬に発表予定の2012年度第2四半期決算の場で公開してもおかしくない話だけに、状況の切迫感も覚えるところがある。

一か月以内には発表される、同社の、特にmixi周りの2012年度第2四半期時点における各種数字が気になるところだ。


■関連記事:
【mixiの現状をグラフ化してみる(2012年6月末時点)】

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