「コカ・コーラ ゼロ」累計販売本数50億本を突破

2012/11/08 06:30

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コカ・コーラ ゼロ日本コカ・コーラは2012年11月7日、同社が発売している「コカ・コーラ ゼロ」について、2007年6月の発売以来、日本国内での累計販売本数が50億本を突破(1本237ミリリットル換算)(2012年8月時点で56億本)したことを発表した。1秒あたり31本の販売ペースとなる(【発表リリース】)。


↑ コカ・コーラ ゼロ
↑ コカ・コーラ ゼロ

「コカ・コーラ ゼロ」は2005年3月にアメリカで登場した炭酸飲料。「コカ・コーラ」の味わいを糖分・カロリーゼロで実現し、カロリー摂取量を少しでも減らしたいとする消費者需要に応えるものとなった。日本では2007年6月から発売を開始。大規模なマーケティング活動も奏功し、発売から1か月ほどで年間販売目標を達成。その後、フォーミュラ(調合法)を変更し保存料、合成香料ゼロを実現、さらにカフェインフリーも実現した「コカ・コーラ ゼロフリー」の展開も始まった。

日本コカ・コーラ側では今回の「累計販売本数50億本突破」について、多種多様な選択肢を持つ日本の清涼飲料市場の特徴を考慮すると、非常に優れた販売実績であるとし、「コカ・コーラ ゼロ」が日本国内で大いに受け入れられていることの証であるとしている。そして今後も”「コカ・コーラ ゼロ」ブランドらしい大胆かつ斬新な発想に基づき、広告から店頭まで、お客様との接点においてあらゆる活動を実行することで、更なる成長を遂げ、売上No1.ゼロ系炭酸ブランドとしての地位をより磐石なものにしてまいります”とコメントしている。

カロリー摂取量を気にして「美味しいものが欲しいが体にも注意したい」という、相矛盾する需要が増加した結果、飲料側でもそれに応える商品が登場し、その需要を充足していくという状況は、先日発表された【トクホなペプシ「ペプシ スペシャル」登場】などが好例。この需要性向に変化が生じる兆しは今のところなく、今後も「コカ・コーラ ゼロ」の堅調さは継続されるのだろう。

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