全国清涼飲料工業会、冬の飲料自販機節電対策・業界自主取り組みを発表

2012/11/22 11:50

節電にて販売中清涼飲料水業界の業界団体である全国清涼飲料工業会は2012年11月1日、昨年に続き今年の冬期においても、業界として自主的に節電対策に取り組んでいくことを表明した。継続して取り組んできた節電協力内容に加え、「冷却機能の一時停止」などの節電対策を検討していくと述べている([発表リリース])。

↑ 屋内設置型の自動販売機は24時間消灯体制を継続している
↑ 屋内設置型の自動販売機は24時間消灯体制を継続している

先の震災、さらには「それ以前からの」省エネへの動きを受け、飲料自動販売機においてはこれまでも7月-9月の夏期は、最も電力消費の多い時間帯である午後1時-午後4時までの間は冷却機能を停止していた。さらに今夏はそれ以外の時間帯ですら、冷却機能の一時停止を行うなどの措置を行ってきた。また屋内設置型の自動販売機は24時間消灯を行い、積極的な節電協力を実施している。

今冬においても節電が必要な地域および期間などにおいて、各自動販売機の設置先である自販機オーナーの理解を前提に、「冷却機能の一時停止」などの節電対策を検討し、それにより政府要請の節電目標に協力するとしている。

今冬では【冬の「ようせい」】にもあるように11月2日の時点で電力需給対策が発表され、各電力管轄の冬期における節電施策・対策・目標が打ち出された。1日の時点で全国清涼飲料工業会が行った今件発表は、冬期節電「要請」正式発表に先駆けた対策発表となる。

※参考:電力管轄別・政府からの今冬における節電要請
●12月10日-12月28日:16時-21時、1月7日-3月1日:8時-21時、3月4日-8日:16時-21時のそれぞれ平日
・北海道……-7%(2010年度比。計画停電リスク発生時には回避のための大口需要家に対する需要抑制などを行う)

●12月3日-3月29日の平日(12月31日、1月2日-4日除く)9時-21時、ただし北海道電力と九州電力管轄は8時-21時
・数字目標を伴わない節電
・北海道電力管轄は重複時は上の内容を優先

ヒートポンプ自販機昨年冬の節電対策に関する資料を確認すると(【清涼飲料自動販売機の冬季節電対策について-消費電力削減の自主的な取り組み- 】など)、今冬の対策と大きな違いは無い。むしろ昨冬から今夏までにかけて更新された新型自販機の導入・普及率向上(例えばヒートポンプ式自販機)が、小さからぬ貢献をしているようだ(【清涼飲料自動販売機 総消費電力量削減を業界あげて推進】など)。また先の【夏の日中消費電力95%削減の「ピークシフト自販機」、2013年から日本コカ・コーラで導入開始】でも触れているが、さらに新しい技術の導入で、夏の節電がメインではあるものの冬においても現行機以上の節電効果が見込める、新機種の展開もスタートする。

なお夏期と違い、自販機から購入した飲料水が温度の関係で噴出するようなリスクはまず無い。とはいえ「冷却機能の一時停止」による節電対策が必要となる地域では、自販機の注意書きを確認した上で、留意するに越したことはない。

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