牛丼並盛250円…すき家、今年の来客3億人の感謝祭を実施

2012/11/30 06:30

牛丼並盛250円[ゼンショー(7550)]が展開する郊外型ファミリー牛丼店すき家は2012年11月28日、同年12月5日午前9時から12月10日午前8時まで、全店で「感謝祭」と称して牛丼並盛を250円(通常280円)で販売すると発表した。その他牛丼類全品を30円引きで販売する(【発表リリース】)。

↑ すき家感謝祭
↑ すき家感謝祭

すき家は今年も約150店舗を出店し、2012年11月末時点で1881店舗となった。すき家では今年1月から現在までの入客数は3億人を突破したとし、多数の利用客への感謝の意を込め、新米コシヒカリ100%の牛丼を、30円引きで提供することとなった。なおこのセールス期間中、他のメニューはお休みとなり、牛丼類、一部カレー、とりそぼろ丼(【すき家、「とりそぼろ丼」を11月21日から発売】)のみの販売となる。

【牛丼御三家の2012年10月分営業成績をグラフ化してみる】などでも触れているが、いわゆる牛丼御三家(吉野家、松屋、すき家)では数年前まで主力商品の牛丼(牛めし)の期間限定値引き競争を繰り広げ、集客の点で他社との競争に打ち勝とうとし、短期的には成果を得られたものの、中長期的には全体的な収益構造の悪化をもたらす原因となった。昨今では単価の高めなメニューの開発や、いわゆる「焼き肉系」メニューの展開により、新興勢力に対抗しつつ客単価の引き戻しを推し量っている感がある。

今回5日限定ながらもすき家が再び牛丼の値引きをはじめたのは、もちろん「お客様への感謝」という第一義的な意味合いもあるが、同時に【牛丼の並盛380円がいつでも250円の激安吉野家「築地吉野家 極(きわみ)」へ食べに行ってきました】などでも伝えられているように、吉野家の安値実験店の展開が多分に要因としてあるものと思われる。今後他の2社が値引きに関してどのような動きを見せるのか、気になるところだ。

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