ヤフーとローソン、食材宅配サービス「スマートキッチン」開始へ
2012/12/05 06:30



↑ スマートキッチン・サービスロゴ
「スマートキッチン」では、ヤフーとローソン、それぞれの企業が持つノウハウやインフラを活用し、日本全国に向けてインターネットによる食品や日用品の宅配サービス「スマートキッチン」(※社名と同じサービス名)を展開。サービス開始は2013年1月中旬を予定し、同年3月には宅配業界で日本最大級となる2万3000点の品揃えを果たした上で正式・大々的なオープンを行う。
グランドオープン時の取り扱い商品は野菜、肉、魚、日配品、惣菜、加工食品、飲料、洗剤・紙などの食品や日用品に加え、「本格10分手料理(食材キット)」のようなオリジナル商品を冷蔵・冷凍合わせて300種類ほど用意。入会金・月会費は無料で、宅配対応地域は離島など一部不能地域を除き全国。宅配間隔は毎週1回(曜日/時間帯指定可能、最短前日まで注文の変更可能)で、不要な週はスキップも可能。
配送料は首都圏では無料。それ以外の地域は詳細について2013年1月に決定予定。決済方法は口座振替の他、Yahoo!ウォレットやクレジットカードが使える。対応端末はパソコン以外にスマートフォン、タブレット端末。

↑ 「本格10分手料理(食材キット)」一例。「まろやか黒酢の酢豚」798円(3人前/550g)
今回の「スマートキッチン」の展開に合わせ、ローソンでは2013年2月5日に物流拠点として、神奈川県座間市に「ローソンEC物流センター座間」を立ち上げる。また5月にはローソンネットショッピング「ロッピー」の物流機能も、今センターに集約するとしている。
コンビニが行う食材宅配サービスとしては、セブンイレブンの「セブンミール」が知られている(【「注文500円以上から送料無料」セブンイレブンの食事宅配サービス「セブンミール」、宅配料無料・宅配サービス利用条件緩和の全国展開へ】)。主婦の時間節約や、高齢化やいわゆる「買い物難民」問題に対応する意味合いもあり、全国に点在するというコンビニの特徴を活かしたサービスとして注目を集めているが、今回の「スマートキッチン」はその対抗馬としての登場となる。「スマートキッチン」がプレオープンとなる2013年1月に、どのような姿を見せるのか。まずはそこに注目したいところだ。

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