ファミマが高齢者向け弁当宅配事業ルートを活用した、商品宅配事業を開始

2012/12/07 07:30

商品宅配事業【ファミリーマート(8028)】は2012年12月6日、同社の子会社である高齢者専門お弁当宅配事業会社シニアライフクリエイトか展開する「宅配クック ワン・ツゥ・スリー」の配送網を利用した宅配事業を、同年12月12日から鹿児島県鹿児島市で始めると発表した。今後同年中に東京都豊島区・文京区、愛知県岡崎市、兵庫県神戸市、岡山県岡山市へも事業を拡大する。ファミリーマート側では今回の宅配事業の展開で、同社・シニアライフクリエイト双方の売上拡大を図るとしている(【発表リリース】)。

↑ 今宅配事業の概念図
↑ 今宅配事業の概念図

今回ファミリーマートが展開する宅配事業は、「宅配クック ワン・ツゥ・スリー」の利用客に、カタログ掲載のファミリーマート商品をお弁当と一緒に注文し、届けてもらうというもの。現段階で宅配するファミリーマートの商品は、ケアマネジャーを対象にアンケート調査して、“食べやすさや栄養バランスを考慮した食品”や“高齢者から買い物を依頼されることが多い日用品”などをもとに厳選した朝食セットや和菓子、飲料、大人用紙おむつ、洗剤、ティッシュペーパー、電池など45種類。商品は利用客の要望を確認しながら随時拡大・変更していく予定。

送料は無料。前日18時までに注文すると、翌日に「宅配クック ワン・ツゥ・スリー」の弁当と一緒に届けてもらえる(昼と夕の1日2回)。また宅配と同時に利用客の安否確認も実施するなど、単なるネット宅配とは異なる、利用客とのコミュニケーションを大切にした宅配サービスを展開していく。

ファミリーマート側では今後「宅配クック ワン・ツゥ・スリー」とファミリーマートを融合させた色々な仕組みを検証した上で、展開地域や利用客層、取扱商品の拡大を図るとしている。

高齢者用の宅配サービスと手を組んで、コンビニの商品を届ける仕組みとしては、以前【ローソン子会社、高齢者向け宅配弁当事業者のルートを使った商品宅配事業の実証実験を大阪府で開始】で紹介した、ローソンとはーと&はあとライフサポートとの連携が記憶に新しい。今回のファミリーマートの事業もまた、既存の高齢者向け宅配サービスを活用した、関係者すべてが役立つサービスとして注目に値する。

いわゆる「買い物弱者」問題や、高齢者の独り身問題と合わせ、生活に密着するようになったコンビニの社会貢献的な事業展開に、今後も注目してきたいところだ。


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