任天堂「Wii U」用ウェブフィルタリングサービス「i-フィルター for Wii U」、デジタルアーツから提供開始

2012/12/08 10:00

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i-フィルター for Wii U情報セキュリティメーカーのデジタルアーツは2012年12月7日、同年12月8日に【任天堂(7974)】から発売予定の家庭用据え置き型ゲーム機『Wii U』の、インターネットブラウザー向けのウェブフィルタリングサービス「i-フィルター for Wii U」を、同日より提供開始すると発表した。月額315円(税込)(【発表リリース】)。


↑ 「i-フィルター for Wii U」のサービス申し込み画面(イメージ)
↑ 「i-フィルター for Wii U」のサービス申し込み画面(イメージ)

デジタルアーツでは2006年に任天堂が「ニンテンドーDSシリーズ」でブラウザーを提供した当初から、ウェブフィルタリングサービスの「i-フィルター」シリーズを販売。その後「Wii」「ニンテンドーDSi」「ニンテンドー3DS」にも採用された実績から、今回発売される「Wii U」にも提供することとなった。

今回デジタルアーツが提供する「i-フィルター for Wii U」は、2012年12月8日の発売日より、Wii Uの「インターネットブラウザー」の「ブックマーク」に登録された「i-フィルター for Wii U」から申し込み、設定することで利用が可能となる、有料のウェブフィルタリングサービス。このサービスを用いることにより、「Wii U GamePad」およびテレビの画面でも安心してウェブサイトの閲覧を行うことができるとのこと。

昨今、インターネットを閲覧することができるさまざまな端末の急速な開発・普及により、「意図しないのに表示されるウェブサイト」を閲覧する機会が増えることで、子供が犯罪に巻き込まれる可能性が高くなることが予想される。このような環境の中で、子供に安心してインターネットを楽しんでもらうため、デジタルアーツ側ではあらゆるネットワーク環境やさまざまなインターネット接続端末に対応した「i-フィルター」シリーズの開発・提供を強化してきた。今回はその成果を、Wii U上に展開することとなる。

インターネットのハードルが低くなるにつれ、「問題のあるウェブサイト」への子供のアクセスリスク問題は顕著化していく。家庭に溶け込むハードとして期待されている「Wii U」は、当然その「子供のアクセスリスク」も懸念材料となる。「i-フィルター for Wii U」がどこまで保護者の期待に添える働きを示すのか、期待したいところだ。


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