JRなど交通10社、交通系ICカードの相互利用サービスを2013年3月23日開始

2012/12/19 06:30

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交通系ICカードの共通シンボルマーク北海道旅客鉄道株式会社、PASMO協議会、東日本旅客鉄道株式会社、名古屋市交通局、名古屋鉄道株式会社、東海旅客鉄道株式会社、スルッとKANSAI協議会、西日本旅客鉄道株式会社、福岡市交通局、西日本鉄道株式会社及び九州旅客鉄道株式会社は2012年12月18日、先に【2013年春実現が目標…JRなど交通10社、交通系ICカードの相互利用サービスの検討開始】でもお伝えした交通系ICカードの全国相互利用サービスについて、具体的に2013年3月23日から開始すると発表した。いずれかの交通系ICカードが、原則全対応エリアで使えるようになる(【発表リリース】)。


↑ 対応エリアイメージ
↑ 対応エリアイメージ

↑ 駅数・バス台数(2012年12月1日現在)
↑ 駅数・バス台数(2012年12月1日現在)

今回期日が正式発表された交通系ICカードの全国相互利用サービスは、関連会社のカードが1枚あれば「全エリアでサービスに対応した鉄道やバスを使える」「カード加盟店で電子マネーによるショッピングが出来る(PiTaPaを除く)」というもの。

また相互利用対応であることが分かりやすいよう、サービスのシンボルマークを新設。今後逐次駅などに掲示していく。

↑ 全国相互利用サービスのシンボルマーク
↑ 全国相互利用サービスのシンボルマーク

なおリリースにある通り、「各エリアをまたがっての利用」は原則不可能。ただし首都圏のSuicaエリアとPASMOエリア及び九州のSUGOCAエリアとはやかけんエリアの一部(相互直通区間)は利用が可能。また、一部利用できない交通事業者もあるのとこと。

ともあれ発表から3年にして、ようやく原則統一化が成されたことになる。各カードの利用地域区分周辺に住む人や、出張などでエリアをまたいで交通機関を使う機会の多い人には、非常にありがたい話に違いない。

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