京急で30年前の塗装が復活した「京急2000形」期間限定運行
2013/01/21 10:30



↑ 今回の復活塗装車イメージ

↑ 2つドア・「赤い車体に窓周りが白」時代の2000形電車。【直接リンクはこちら】
2000形電車は1982年に登場。その斬新なデザインや快適な車内設備などから、1983年には鉄道友の会からブルーリボン賞を受賞するなど、沿線の利用客や鉄道ファンから人気の高い車両として知られている。長らく京急の看板車両として、海水浴など三浦半島への来訪客の足として活躍したが、後継となる2つドアの2100形が1998年に登場したことにより、2000形のドアを2つから3つに増設し、座席を改造。さらに塗装を赤い車体に白い細帯の通勤電車用の塗り分けに変更している。現在では8両編成6本と、4両編成3本の計60両が在籍している。
このたび電車の登場とブルーリボン賞受賞30周年を記念する形で、2000形電車8両編成を12年ぶりに登場時の「赤い車体に窓周りが白」の塗装に戻し、1月下旬から運転することとなった。主に朝夕ラッシュ時間帯の快特、特急や、横浜方面のエアポート急行などで運転することになる。なお車体の塗装変更のみが行われ、行先種別表示や標記類・車内設備の変更、ヘッドマークやステッカーによる記念装飾は無い。
また今件記念列車の運行に伴い、記念グッズ各種(Tシャツ、トートバック、マウスパッド、方向幕タオル)の販売や、撮影会イベントの実施も実施される(詳細はリリース参照)。
その昔、家族旅行で三浦半島へ出かけた思い出や、撮影にいそしんだ鉄道ファンなどは、往年のイメージを通じ、思い出の京急を懐かしんで欲しいと京急側ではコメントしている。
■関連記事:
【山手線に懐かしいウグイス色ラッピング列車登場】

スポンサードリンク
関連記事