解散決議のサイバーフロント、海外3タイトルの発売中止・「東京新世録 オペレーションアビス」の発売を未定に変更

2013/12/29 11:00

加賀電子の完全子会社でパソコンゲームソフトなどの開発・販売を行うサイバーフロントは2013年12月27日、同社が加賀電子から解散を決議されて実施し、現在清算手続きに入ったことに伴い、同社が発売する予定の各商品について、発売中止あるいは発売日の未確定化を行うと発表した。また既発の同社タイトルに関しては、2014年12月末までユーザーサポートを継続することも明らかにしている(【発表リリース:発売予定変更、およびユーザーサポートについてのお知らせ】)。

↑ 現時点でのサイバーフロント・公式サイト。一番上の「「東京新世録 オペレーションアビス」(PS Vita用)」の発売日が未定となっている
↑ 現時点でのサイバーフロント・公式サイト。一番上の「「東京新世録 オペレーションアビス」(PS Vita用)」の発売日が未定となっている

サイバーフロントは1998年11月に設立された、ゲームソフトウェアやアプリケーションの企画・開発・制作・販売などを行うソフトウェア開発会社。2013年3月には加賀電子が完全子会社化をした上で事業の立て直しを模索していたが、困難と判断、12月19日付で解散決議を行い、現在清算人の下で清算手続きが行われている。

解散発表時には2014年1月23日発売予定の「東京新世録 オペレーションアビス」をはじめ、数タイトルのゲームソフトが発売を予定していたが、状況の変化に伴い発売そのものが危ぶまれる事態に陥っていた。これについて今回同社側では、3タイトルの発売中止と1タイトルの発売日未定化を発表している。

具体的にはパソコン用の「セインツロウ IV」(2014年1月23日発売予定)と「ヨーロッパ ユニバーサリス IV」(2014年1月31日発売予定)、プレイステーション3・PS Vita用「WRC 4 FIA ワールドラリーチャンピオンシップ」(2014年2月6日発売予定)の発売中止が決定。またPS Vita用「東京新世録 オペレーションアビス」(2014年1月23日発売予定)の発売が未定となった。「東京新世録」については「1月23日には発売が出来なくなりました」との表現がされており、発売日がそれより後にずれ込むこと、「発売に関しては、関係者と協議中につき、判明次第ご案内いたします」とあることから、発売が中止される可能性も示唆されている。

一方、すでに発売済みのソフトに関するアフターケアとなるユーザーポートは、2014年12月末まで継続することも合わせて発表されている。受け付け窓口はこれまでと変わらず。ただし企業そのものがすでに解散決議がなされ、清算手続き中にあることから、アップデートの類は望めそうにない。


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