「護衛艦 ひゅうが」をはじめ陸海空の有名どころが勢ぞろい…デアゴスティーニから「自衛隊モデル・コレクション」登場

2013/02/06 06:45

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自衛隊モデル・コレクションデアゴスティーニ・ジャパンは2013年2月5日、陸海空の各自衛隊が保有する主要装備のスケールモデルが毎号1つ付属するマガジンシリーズ「隔週刊『自衛隊モデル・コレクション』」を、同年3月12日から全国書店(一部地域を除く)と同社ウェブサイトで発売すると発表した。創刊号はF-15J(イーグル)が付き、特別定価990円、2号以降は2490円(いずれも税込)。判型はA4変型判オールカラー(15ページ)、70号完結(【公式ページ】)。


↑ 本誌構成(モデルは1号につき1つのみ)
↑ 本誌構成(モデルは1号につき1つのみ)

↑ 創刊号表紙。付属モデルはF-15J
↑ 創刊号表紙。付属モデルはF-15J

今シリーズでは自衛隊の歴史を彩る名装備や、現在も日本を守り続ける最新装備を厳選してモデル化している。スケールは原則的に車両が1/72、航空機やヘリが1/100(一部1/250)、艦艇が1/900。怪獣映画に登場した懐かしの「61式戦車」や「F-104J」、人気のアクロバットチーム「ブルーインパルス」で使用された「T-4」、今までほとんどモデル化されていなかった「護衛艦あきづき」「PAC3(ペトリオットミサイル)」など、ファンにとっては待望のラインアップとなる。なお各モデルはホコリや衝撃を防ぐ「内箱」に入っている。飾る際にもこの箱のまま飾ることができる。

現時点で明らかにされているラインアップ(予定含む)は次の通り。

●号数確定
創刊号:F-15Jイーグル

第2号:10式戦車
↑ 10式戦車
↑ 10式戦車

第3号:AH-64D アパッチ・ロングボウ
↑ AH-64D アパッチ・ロングボウ
↑ AH-64D アパッチ・ロングボウ


第4号:T-4 中等練習機

第5号:護衛艦 ひゅうが
↑ 護衛艦 ひゅうが
↑ 護衛艦 ひゅうが


●以下号数未定(登場予定)
■航空自衛隊
F-15DJ戦闘機
F-86D戦闘機
E-767早期警戒管制機
F-4EJ戦闘機
F-1支援戦闘機
C-1中型輸送機
救難ヘリコプター UH-60J
T-33ジェット練習機
C-130H輸送機
T-4中等練習機
F-4EJ改戦闘機
T-1Aジェット練習機
F-104J戦闘機
F-86F戦闘機
F-15J戦闘機
F-2戦闘機
E-2C早期警戒機
K・C-767空中給油・輸送機
地対空誘導弾ペトリオット
T-2高等練習機

■陸上自衛隊
89式装甲戦闘車
96式自走120mm迫撃砲
82式指揮通信車
90式戦車
03式中距離地対空誘導弾
99式爆薬給弾車
61式戦車
多連装ロケットシステム自走発射機M270
75式自走155mm榴弾砲
多用途ヘリコプター UH-1J
203mm自走榴弾砲
87式偵察警戒車
74式戦車
91式戦車橋
戦闘ヘリコプター AH-64D
99式自走155mm榴弾砲
73式装甲車
観測ヘリコプター OH-1
90式戦車回収車
87式自走高射機関砲
対戦車ヘリコプター AH-1S
96式装輪装甲車
輸送ヘリコプター CH-47J
94式水際地雷敷設車

■海上自衛隊
護衛艦あきづき
護衛艦はつゆき
護衛艦しらね
潜水艦うずしお(初代)
護衛艦やまぐも
対潜哨戒ヘリコプターHSS-2
護衛艦あきづき(初代)
潜水艦くろしお(初代)
護衛艦はるかぜ
救難機US-1A
固定翼哨戒機P-3C
潜水艦そうりゅう
輸送艦おおすみ
潜水艦救難艦ちはや
練習艦かしま
救難機US-2
哨戒機SH-60K
護衛艦あまつかぜ
護衛艦はたかぜ
護衛艦たかつき
砕氷艦しらせ
護衛艦あぶくま

付属モデルは実物を徹底調査し、その特徴をできるだけ忠実に再現したオリジナルモデル。形状、塗装など随所にこだわり、より実物に近い姿で作成されている。また、普段あまり目にすることがないパネルラインやエンジン周りなども再現しているのもポイント。

一方マガジンは「主要装備」「自衛隊60年史」「施設探訪」「密着自衛官Q&A」「自衛隊あれこれ」「自衛隊の逸品」の6章で構成。付属のモデルの正面装備について大判の写真やCGを使って解説。また、自衛隊の歴史や事件、現在の訓練や活動、戦闘糧食(ミリメシ)などの装備品も紹介。さらに現役の自衛官などさまざまなポジションで働く人達から語れる日常業務から災害出動など、知られざる自衛隊の姿を貴重な写真や迫力あるイラストも交え、多角的に紹介していく。

↑ 自衛隊60年史
↑ 自衛隊60年史

↑ 自衛隊あれこれ
↑ 自衛隊あれこれ

今件シリーズは【デアゴスティーニから「隔週刊 自衛隊モデル・コレクション」が出てる、とな?】で伝えたように、昨年10月以降一部地域で試験的な販売が行われていた。話を見聞きし、全国展開を待ち望んだ人も少なくない(当方含む)。

現在予定されているラインアップ上に今話題のF-35や、ある意味最強の装備といえる「野外炊具1号」(200人分の主食及び副食が45分以内に同時に調理できる炊飯車両)が無いのは少々残念だが、発売予定に上がっている装備の顔触れは、十分満足に値するものがある。発売開始を心待ちにしたいところだ。


■関連記事:
【第二次世界大戦から現代までの戦車が勢ぞろい…デアゴスティーニから「コンバット・タンク・コレクション」登場】

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