自販機にかざすとクマがはしゃぎCM動画が流れる…コカ・コーラが自販機向けARアプリ導入を決定
2013/02/22 09:45



↑ ピークシフト自販機と連動したAR用アプリの使用例(公式提供映像)。【直接リンクはこちら】。

↑ デモコンテンツ画像(リリースより)
今回日本コカ・コーラが取り組むのは、自動販売機の設置場所で自動販売機と連動したARアプリを使うことにより、新たなインタラクティブ(相互作用、双方向)なコミュニケーションが生まれ、一見しただけでは伝わらないさまざまなコカ・コーラの自動販売機の特徴や製品の世界観を伝えることを可能とする仕組みの提供。同社が2013年から導入を開始した、日中の消費電力を95%削減できる超省エネの「ピークシフト自販機」にデザインされた「ポーラーベア」がARマーカー(AR対応アプリを稼動させる、トリガーとなるデザイン)になっており、ポーラーベアにARアプリをダウンロードしたスマートフォンをかざすと、「ポーラーベア」が笑ったり、くしゃみをしたり、ピークシフト自販機の特徴である『音が全然しない』というプラカードを掲げるなど、愛らしい動きをしながら、ピークシフト自販機の特徴を伝えていく。
また、自動販売機とARアプリとの連動の一環として、全国のコカ・コーラ自動販売機の製品サンプルをARマーカーにすることで、各種製品ブランドのコミュニケーションへも活用していく。第一弾として、ARアプリをダウンロードしたスマートフォンのカメラを「コカ・コーラ ゼロ」にかざすと、2013年2月4日より放映中の「EXILE」メンバーが出演する「コカ・コーラ ゼロ」の新テレビCM『ZERO LIMIT』(ゼロリミット)篇(15秒)を見ることが出来る。
同社側では「自動販売機のデザインや商品サンプルをARマーカーとして使用した取り組み」としては世界初のものであるとした上で、「自動販売機でいつでも、どこでも、誰にでもおいしい製品をご提供するとともに、心躍る楽しさをお届けしてまいります」とコメントしている。

自販機、あるいは該当商品をマーカーとし、それ経由でのみ視聴できる特典映像や限定コンテンツの配信の可能性も秘めていることを考えれば、今後の展開が楽しみな仕組みといえる。ARアプリの提供は4月頃とのことだが、本リリースを期待したいところだ。

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