近鉄の駅ナカ売店など、ファミリーマートに転換へ
2013/03/02 21:00


今回交わされた業務提携は、近畿日本鉄道が近鉄リテールサービスに運営委託している駅構内売店を、順次ファミリーマートに転換するというもの。対象店舗はコンビニタイプの「KPLAT」13店と売店タイプの「ポケットプラット」など56店、計69店。2013年夏頃から転換を開始し、2013年度中に全店舗の転換を終える予定。
近鉄内に展開するファミリーマートは名称を「ファミリーマート近鉄○○店」とし、原則年中無休・6時-23時の営業。日配食品やたばこなどの非食品の販売の他、公共料金などの代金収納サービス、チケット販売を行う。決済サービスとしては現金の他、各種電子マネーやクレジットにも対応する。

コンビニが持つネットワークとノウハウを活かしたサービスが駅ナカで提供されることにより、駅そのものの利便性が向上し、駅が鉄道利用客、さらには周辺居住者にとっての生活の基盤として、今まで以上の貢献が期待できる。鉄道の利用価値も高まり、ファミリーマート自身もネットワークの強化につながる。関係者それぞれにメリットが期待できる今件のような話は、今後も多方面で行われることになるだろう。
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