小腹退治に役立つガム「プクー」登場
2013/03/09 21:00
ロッテは2013年3月5日、「小腹がすいた時にかんで空腹感をまぎらわすことができる」ことを目標に開発された新ジャンルのガム「プクー〈ダブルグレープフルーツのジュレ〉」「プクー〈マスカットスムージー ミント添え〉」を同年3月26日から発売すると発表した。12枚入り。価格はオープン価格(想定小売価格130円前後(税込))。商品区分はチューインガム(【発表リリース、PDF】)。
↑ 「プクー〈ダブルグレープフルーツのジュレ〉」「プクー〈マスカットスムージー ミント添え〉」
「プクー」はお菓子をはじめとした固形物を食べるよりも、ガムをかむ行為の方が目立たずに済むことから、残業中や仕事帰りの電車の中など、「モノを食べにくい場面で、こっそりかんで小腹を紛らわすことができる」ことをコンセプトにしたガム。要は「小腹減り対策ガム」。リリースの説明によれば、場所を選ばず口に運びやすいガムを食べて小腹を満たす、新しいライフスタイルを提案するとのこと。
仕組みとしては、こんにゃく芋に多く含まれることから「コンニャクマンナン」とも呼ばれる、口の中の水分を吸って膨張する水溶性の食物繊維「グルコマンナン」を配合しており、これがとろりとしたゾル(流動性のある、とろりとした状態のこと)を形成。このゾルがお腹の満腹感を誘発する。
味わいは2種類。「ダブルグレープフルーツのジュレ」はグルコマンナンを配合したグレープフルーツ風味がベースのガムに、ピンク・グレープフルーツフレーバーのチップを加えたさわやかな風味。また、ジュレのような独特な食感も楽しめる。一方で「マスカットスムージー ミント添え」はグルコマンナンを配合したマスカット風味がベースのガムに、ミントチップを加えたすっきりとした味わい。また、スムージーのような独特な食感も楽しめる。
ガムをかむ行為そのものが空腹感を抑える働きは実感している人が多いものの、成分の上で機能的にその役割を果たすガムは珍しい。どこまで実効果があるものなのか、非常に興味深いところではある。
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