大容量で低カロリーな「水ようかん こしあん」「水ようかん白あん」、森永乳業から発売

2013/03/08 20:45

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水ようかん こしあん森永乳業は2013年3月5日、プリンタイプのプラスチック容器に収めたようかん「水ようかん こしあん」「水ようかん 白あん」を同年4月2日から発売すると発表した。双方とも価格は120円(税別)。内容量140グラム。区分は生菓子。熱量はそれぞれ126Kcal・131Kcal。主要ターゲットは40-60代の男女(【発表ページ】)。


↑ 「水ようかん こしあん」(左)と「水ようかん 白あん」(右)
↑ 「水ようかん こしあん」(左)と「水ようかん 白あん」(右)

リリースによれば水ようかんは、主に50代以上に支持されている生菓子。また近年、50代以上の単独世帯が急速に増加していることでも知られており、需要の増加が期待できる(参考:【お一人な高齢者、女性は男性の2.6倍! 高齢者世帯の推移をグラフ化してみる(2011年分反映版)】)。さらに水ようかんのカテゴリーにおいては、複数入りタイプに対し個食タイプの水ようかんの購入数量が増加しており、50代以上の世帯人数の減少を背景としていることがうかがえる。そのような市場背景のもと森永乳業では今回、「水ようかん こしあん」「水ようかん 白あん」の2品を発売することとなった。

既存品のユーザーは水ようかんに対して「1個あたり内容量が少なすぎる」というもの足りなさを感じているとの調査結果が出ている(森永乳業調べ)。そこで今商品では140グラムと大容量で満足感のある分量に仕上げている。また大容量でも熱量を気にすることなく食べられるよう、市販されている平均的な常温品の水ようかんに比べ、熱量を40%カットしている。同社では今回の2品目の発売に際し「満足感があって、ヘルシーな水ようかんをお楽しみください」とコメントしており、壮齢者向けであると共にこの2点が特徴であることを改めて強調している。

先日【信州産牛乳仕立ての寒天と温州みかんの組み合わせ…協同乳業から「日本橋スイーツ牛乳寒天とみかんソース」発売】でも伝えたように、昨今では中堅層以降の年齢層に向けた生菓子・スイーツ類に注目が集まり、次々と新商品が発売されている。今回の「水ようかん こしあん」「水ようかん 白あん」はオーソドックスな品目だが、それゆえに安心感を持って受け入れられることだろう。


■関連記事:
【高齢者にも受けるキャンディー…世代別・単身世帯のお菓子支出比率をグラフ化してみる(2011年分反映)】

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