松本零士先生デザインの万年筆「SAILOR 9」、セーラー万年筆から展開・初回限定色を4月20日発売へ
2013/03/27 20:45



↑ SAILOR 9(セーラーナイン)オリジナルセット

↑ SAILOR 9(セーラーナイン)本体とペン先拡大図
松本零士先生は広島県にある呉市海事歴史科学館(通称:大和ミュージアム)の開館にあたり名誉館長に就任しているが、呉はセーラー万年筆の創業時からの生産拠点であり、現在もメイン工場が置かれている場。そこで呉という場所を縁とし、双方のコラボレーションが実現した。
同先生にとって初めての万年筆デザインにあたり、好きな数字「9」をネーミングに採用。本体の形は未来の宇宙船をイメージ、キャップが無くても転がらないように配慮してある。さらに「キャプテンハーロック」でお馴染みのドクロマークが随所に刻印され、クリップにはハートをモチーフとしたデザインが施されている。また個々の本体にはシリアルナンバーが刻印され、世界に1本のみの万年筆として仕上げられている。

↑ シリアルナンバーや付属のボトルインク「零士ブルー」
付属のボトルインクは「零士ブルー」で、フタにはキャプテンハーロックの刻印付き。ペンシース(本体を傷つけないように運ぶための筒状のペン入れ)は松本先生のサイン入りで、銃のホルスターを想像させる。
初回限定色はわずか500本の販売ということもあり、所望しても入手機会は得られないかもれしない。とはいえ独得のフォルムや各所のデザインに心ひかれる人は少なくあるまい。今後の通常版の発売にも期待したいところだ。
(c)Leiji Matsumoto

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