マクドナルドで低価格商品の価格改定と「バリューピックス」メニューの導入

2013/04/19 06:55

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バリューピックス日本マクドナルドは2013年4月18日、同社の一部商品の価格の変更と、新しい商品カテゴリーとして200円以下の商品で構成される「Value Picks(バリューピックス)」を提起、同年5月7日から全国同社店舗で展開すると発表した。多くは既存カテゴリーの「¥100マック」「¥120マック」の商品群で構成されるが、その際に一部で価格変更も行われる。また新商品「マックダブル」も登場し、加わることになる(発表リリース)。


↑ バリューピックス・ロゴ
↑ バリューピックス・ロゴ

今回発表されたのは、「新たな価値のご提案」(原文ママ)として提起された新商品カテゴリー。100円-200円の商品で構成され、多くは現時点で「¥100マック」「¥120マック」という名前で100円・120円で提供されてきた商品群。これらを包括し「Value Picks(バリューピックス)」と名付け、「お得感の高い商品」のラインアップを創り上げる。

「バリューピックス」の具体的商品名と価格は次の通り。カッコ内にあるのは旧(4月19日現時点での)価格。いずれも税込価格。

・マックダブル(新商品)…190円。
・チキンマックナゲット5ピース…190円(旧:250円-290円、2013年1月4日に価格改訂済み)
・マックフライポテトSサイズ…150円(旧:190円-230円)
・チキンクリスプ…100円
・マックシェイクSサイズ…120円(旧:100円)
・ホットアップルパイ…100円
・ソフトツイスト…100円
・ドリンクSサイズ…100円
・ジューシーシャカシャカチキン…120円(旧:100円)

また「バリューピックス」内には含まれていないが、現在「¥100マック」の一品として発売されている「ハンバーガー」は100円から120円に、「¥120マック」の「チーズバーガー」は120円から150円に値上げされる。

なお新商品「マックダブル」は現時点で写真は公開されていないが、「チーズにビーフパティ2枚を挟んだメニュー」と説明されている。ダブルチーズバーガーのチーズ1枚版がイメージされるが、こちらについては後日改めて発表があるものと思われる。

今回の「バリューピックス」の開始により実質的に「¥100マック」「¥120マック」は終了することになる。リリースでは「100円から200円の価格帯の商品を充実させ、お得感を高め」るための導入と説明されており、さらに「お得感」との言い回しを繰り返し強調していることから、低価格帯の商品提供は継続されるとの強い意志・意欲が見て取れる。ただし実際の価格変動内容としては、ナゲットやポテトの値下げ、シェイクやチキン、バーガー類の値上げとなり、やや値上げ商品の方が多い感はある。

本日別記事で触れる新地域別価格帯の導入と合わせ、マクドナルドに大きな変化が起きることは間違いない。今後の来客・業績動向を注意深く見守りたいところだ。


■関連記事:
【100円マックが一部地域で終了、との話】(九州の一部地区で先行導入された話)

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