ファミリーマート、移動コンビニ「ミニファミ号」を茨城県の大学校に展開

2013/05/13 10:45

ミニファミ号ファミリーマートは2013年5月10日、常温、定温(16-20度)、チルド(3-8度)、冷凍(マイナス24度以下)などの販売設備を搭載した、軽自動車タイプの移動コンビニ「ミニファミ号」の営業を、茨城県立農業大学校(茨城県東茨城郡)にて、同年5月10日から開始すると発表した。同大学校専用の移動コンビニとして運用され、学生のみが利用できる。那珂市内のファミリーマート店舗を母店としての営業となる(発表リリース)。

↑ 移動コンビニの営業イメージ
↑ 移動コンビニの営業イメージ

ファミリーマートでは軽自動車やトラックなどに各種商品を販売できるような仕組みを施し、近接する自社コンビニを拠点として、移動型コンビニの運営を行っている。2トン・3トントラックを使ったものは「ファミマ号」、軽トラックを用いた、より小型のものは「ミニファミ号」と呼ばれている。2011年の東日本大地震・震災以降、被災地でのライフラインの確保をメインとする一方、いわゆる「買物困難者」対策をも見据え、周辺に商店が無い、少ない地域への出張販売的な運営を行い、実績を積み上げている。2011年9月の宮城県気仙沼市での運用開始以降、これまで10台・11か所での運営が行われている。

今回運用が始まった「ミニファミ号」は、茨城県にある県立農業大学校専用の移動コンビニ。同大学は全寮制で現在約150名の生徒が学んでいるが、同校内・近隣に商店が少なく、大学校側からコンビニの展開を望む申し出があり、今回の導入となった。

同大学での営業は毎週金曜の16時半から18時。大学構内で営業が行われ、一般のお客は利用できない。商品のラインアップも大学生の需要に合うよう、夜食にも需要が高いおにぎりやパンなどの中食、カップめんやお菓子などの食品を中心に品ぞろえする。今後は利用客の要望を取り入れながら、文房具などの日用雑貨をはじめとした各商品も加えていくとのこと。

移動コンビニはファミリーマートだけでなく大手コンビニで逐次導入が行われているが、特定施設内での限定運用を想定した使われ方は珍しい。病院や大学内に設けられることがしばしばある小型のコンビニの移動版、あるいは常設の屋台、ビジネス街で昼間に登場するお弁当屋・軽食屋台的なコンセプトによる今回の「ミニファミ号」。地域社会への貢献という点もあわせ、採算の取れる需要が確実に見込める場所があれば、今後も似たような展開があり得るだろう。

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