セブンイレブンから新カスタードクリームの「とろりんカスタードエクレア」発売

2013/05/14 15:45

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とろりんカスタードエクレアセブン-イレブン・ジャパンは2013年5月13日、同年5月14日から「新鮮な卵で製造した」カスタードクリームを用いた「とろりんカスタードエクレア」を、全国のセブン-イレブンで発売すると発表した。価格130円(税込)。このカスタードクリームは既製品の「ミルクたっぷりとろりんシュー」「たまごの恵み 至福のロールケーキ」にも使用されることになる(発表リリース)


↑ 記事執筆時点で重要商品として公開されている「とろりんカスタードエクレア」
↑ 記事執筆時点で重要商品として公開されている「とろりんカスタードエクレア」

今回発売される「とろりんカスタードエクレア」は、新鮮な卵で製造し、牛乳を加えることでコクがあり濃厚でなめらかに創り上げられたカスタードクリームを、たっぷりと詰め込んだエクレア。さらに特徴の異なる3種類の厳選したカカオ豆を別々にローストして使用したチョコレートをかけて仕上げている。エクレア生地も小麦粉の配合を工夫し、生地の歯切れと口どけの良さがアップしている。

このエクレアに用いられたカスタードクリームは、現在定番商品として展開中の「ミルクたっぷりとろりんシュー」(105円・税込、北海道地区は7月)と「たまごの恵み 至福のロールケーキ」(150円・税込)にも使われることとなり、それぞれさらなる美味しさが提供されることになる。

↑ ミルクたっぷりとろりんシュー(左)とたまごの恵み 至福のロールケーキ(右)
↑ ミルクたっぷりとろりんシュー(左)とたまごの恵み 至福のロールケーキ(右)

スイーツとコーヒーのブランド共有化の動き


今回の「とろりんカスタードエクレア」と新カスタードクリームの導入に合わせ、セブン-イレブン側ではオリジナルスイーツのパッケージを、同社がオリジナル専用機器で提供しているセルフ式のドリップコーヒー「SEVEN CAFE(セブンカフェ)」(【1杯100円から…セブン-イレブンでもセルフ式コーヒー全国展開へ】)と統一感のある、茶色を基調としたデザインに変更。売り場イメージの統一を図るとしている。

セブンカフェ【セブン-イレブンで「スイーツ改革」、オリジナルスイーツを全面リニューアルへ】でも解説したが、セブン-イレブンでは昨年半ばから工場のラインを新設・増設するなど、オリジナルのスイーツに本格的な注力を始めている。また今年に入ってからは他の大手コンビニ同様にセルフ式コーヒー「SEVEN CAFE」を全国規模に展開し、「たばこ」に代わる集客アイテムとしての期待と共に、スイーツ群との相乗効果をも狙う動きを見せている。

今回のコーヒーとスイーツパッケージのイメージ統一もまた、その施策の延長にあるものに他ならない。正直、大手コンビニ上位3社において、オリジナルスイーツの部門では多くの商品のベースとなるクリームの味わいの点でローソンが群を抜いており、他の2社が追随する形となっている。今回の新作カスタードクリームがどこまでの味わいを呈してくれるのか、コンビニ系スイーツ好きには大いに気になるところだ。

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