ファミリーマート、移動コンビニ「ミニファミ号」の群馬県での営業拠点を拡大…高齢者向け施設で営業開始

2013/05/16 20:45

このエントリーをはてなブックマークに追加
ミニファミ号ファミリーマートは2013年5月14日、常温と定温(16-20度)、チルド(3-8度)、冷凍(マイナス24度以下)などの販売設備を実装した、軽自動車タイプの移動コンビニエンスストア「ミニファミ号」の営業を、同年5月14日から前橋市とみどの市の高齢者向け施設にて開始し、群馬県内における営業拠点を拡大したと発表した。すでに同社では群馬県内では桐生市・みどり市・藤岡市内の5か所で営業しており、今回の2か所の追加で7か所での営業となる(発表リリース>)。


↑ ミニファミ号。お客が内部に入るのではなく、自動車全体がショーケースのような形になっている
↑ ミニファミ号。お客が内部に入るのではなく、自動車全体がショーケースのような形になっている

ファミリーマートでは2トントラック・3トントラック改造の「ファミマ号」、軽自動車改造の「ミニファミ号」を用い、先の震災の被災地や過疎化で周囲に商店が少なく、買い物に不自由な地域へ出張コンビニの形で定期的な営業を行うスタイル「移動コンビニ」を推し進めている。先日伝えたように、特定施設内で生活する人向けへの定期派遣の事例もある。

今回は「ミニファミ号」を群馬県前橋市の「住宅型有料老人ホームふじの郷ふかつ」と、群馬県みどり市の「介護老人保健施設 プランタンおおぬま」にて営業することとなった。同施設を利用している人や職員が対象となり、一般のお客は利用できない。営業スケジュールは前者が毎週火曜日11時15分-12時40分、後者が同じく毎週火曜日の14時-14時45分。

この「ミニファミ号」にはおむすび、サンドイッチなどの中食商品の他、カップめんや調味料などの加工食品、乾電池などの日用雑貨まで、約150種類を品揃え。今後利用客の需要を勘案しながら、内容を変更していく。レジはハンディレジ(2台)で、現金のみの支払。ファミマTカードは利用できない。

群馬県内では冒頭で触れたように、すでに5か所で「移動コンビニ」を運用しており、今回の2件で合計7件となる。このうち藤岡市(藤岡市国民健康保険「鬼石病院」と藤岡市坂原の法久地区の「法久集会所」)・前橋市・みどり市(今件以外では「養護老人ホーム 高津戸荘」)の計5か所は、同一車両での営業となる。

ここ数日ファミリーマートでは相次いで、「移動コンビニ」の運用地域拡大を発表している。たまたま偶然か、あるいは利用者を介した口コミで、需要・派遣要請が拡大しているのかもしれない。

このエントリーをはてなブックマークに追加

スポンサードリンク


関連記事


▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2020 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー