全体で2万2000画面のネットワークメディアに…JR埼京線・川越線にも「トレインチャンネル」導入

2013/07/03 14:45

トレインチャンネルJR東日本(9020)の企画会社、ジェイアール東日本企画は2013年7月1日、同年6月30日からJR埼京線・川越線に新型車両のE233系が導入・運行開始されるのに合わせ、車内映像メディア「トレインチャンネル」の放送を開始すると発表した。同路線への車両投入が完了すると、「トレインチャンネル」は約2万2000面規模の大型ネットワークメディアとなる(【発表リリース(PDF):JR埼京線・川越線に「トレインチャンネル」が新たに登場】)。


↑ トレインチャンネル(左画面)と、JR埼京線・川越線に投入される新型車両

以前【「トレインチャンネル」の秘密をちょっとだけのぞいてみる】でも解説したように、「トレインチャンネル」とはJR東日本の首都圏線区内で展開されている、車両内デジタルサイネージ。当初は単体が車両ドアの横につけられていたが、車両ドアに2画面を配し、右に各種業務情報(運行情報など)・左に広告や天気予報のようなテレビ放送的情報を流し始めたところ、大いに人気を集めることとなった。厳密にはこの左側のみが「トレインチャンネル」なのだが、左右の組み合わせ、さらにはコンテンツを放送する仕組みまで含めたものを指す場合がある。

今回は2013年6月30日から埼京線・川越線で設備の整った新型車両E233系が運行されるのに伴い、このトレインチャンネルの展開も開始される。画像数は1編成(10両)につき80画面(4つドア左右で1車両8画面×10編成)。都内を運行する山手線などと比べると乗客の平均乗車時間が長いことから、山手線に比べて1ロール(内容の1循環)の時間を6分ほど延長し、約23分間の編成で放送する。内容は広告、情報番組の他、動画によるニュースや天気予報も放送される予定。

トレインチャンネルは2002年4月に山手線で新型車両E231系が投入されたのに合わせて導入を開始、その後中央線快速や京浜東北線・根岸線、成田エクスプレスなどに展開が続き、今回の埼京線への導入で2万2000画面ものネットワークメディアとなる。

西武鉄道の「西武スマイルビジョン」電車内という特殊環境下で注視されやすい映像メディアとして注目度も高く、広告媒体としては需要もきわめて大きい。同様の仕組みを用いて車両内にデジタルサイネージを配して放送を行う施策は、西武鉄道の「西武スマイルビジョン」やJR西日本の「WESTビジョン」をはじめ、多数の鉄道会社で浸透しつつある。今後さらにJR東日本をはじめ、各社で導入が続き、個々のメディアとしてのネットワークは巨大化していくに違いない。

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