クックパッド、高血圧患者向けの家庭料理レシピを専用サイトで提供開始

2013/07/18 15:45

レシピサイト「クックパッド」を運営するクックパッドは2013年7月17日、同日から管理栄養士監修による家庭料理を紹介するサイト【健康レシピ(https://kenko.cookpad.com/)】において、新たに高血圧患者向けのレシピ提供を開始したと発表した。減塩をテーマに、毎日の食卓にのぼる定番料理のレシピをアレンジしたものをはじめ、クックパッドレシピから管理栄養士が選んだものなど、各種テーマに厳選したレシピを紹介している。対応機種はパソコンのみ(【発表リリース:クックパッド、高血圧患者向けのレシピ提供を開始】)。


↑ 「高血圧患者向けのレシピ」イメージ

厚生労働省の「平成22年 国民健康・栄養調査結果」によると、日本の高血圧人口はおよそ4000万人と推測され、30歳以上では男性37.2%・女性31.3%が医師から「高血圧である」と言われた経験を持つとされている。また食事の西洋化などに伴い、高血圧と判断される人の割合は、年々増加の一途をたどっている。このような状況の中、高血圧の予防や対策には食事療法が必要不可欠であることから、良質な高血圧食情報の需要は増す一方となっている。

高血圧対策には、塩分をひかえることと塩分排出を助ける食材をうまく取り入れた食事が大切とされるが、高血圧患者からは「レパートリーが少ない」「一工夫したレシピを増やしたい」といった声も少なくない。そこで今回クックパッド側では、「健康レシピ」サイトに新たなカテゴリー「高血圧」を設け、高血圧患者向けに管理栄養士監修の手軽で美味しい家庭料理を紹介することとなった。

今サイトでは毎日の食卓にのぼる定番レシピを塩分ひかえめにしてアレンジした「減塩アレンジ定番料理」、「野菜がとれる汁物」、「塩分をひかえるひと工夫」など、テーマ別に厳選したクックパッドレシピを紹介。さらに京都府の武田病院グループの協力により、朝昼晩3食、塩分6グラム未満で全体の栄養バランスを整えた「武田病院の簡単献立」を公開している(日本高血圧学会では高血圧の治療において、塩分摂取量を1日6グラム未満にすることを推奨している)。

また、今サイトでは全レシピにカロリーや塩分などの栄養素を表示しており、レシピの分量は1人分で表記。さらに調理する分量に応じて変更が可能となっているため、複数人数分を調理する際にも簡単に分量を計算できる。


↑ 「切って混ぜて焼くだけ超特急唐揚げ」から。初期状態では1人分だが、人数のところをクリックして対応人数を上下させることで、分量も逐次再計算される

該当サイトを確認すると、高血圧症がシニア層を中心に問題視されていることもあり、和の惣菜がメインとなっている。また標準の文字表示も大きめ、そしてシンプルなデザイナで構成されており、対象となる年齢層へのアピールが見て取れる。

高血圧症は本人が気が付きにくいものの、身体に与える影響は大きく、今後高齢層の増加によりさらに社会問題としてクローズアップされることは間違いない。関連料理やノウハウの需要にマッチしたサイトとなるだろう。対象者本人だけでなく、それらの人達に料理を作る人にも重宝されそうだ。


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