NEC、スマートフォン事業からの撤退を正式発表・一般携帯とタブレットは継続

2013/07/31 20:45

NECは2013年7月31日、同社グループ会社のNECカシオモバイルコミュニケーションズが担当している携帯電話端末事業の見直しを行い、同日付でスマートフォンの新規開発を中止すると発表した。現在販売中の機種をもって、スマートフォンの生産・販売を終了する。事業としては撤退する形となるが、保守は継続する(【発表リリース:携帯電話端末事業の見直しについて- 社会ソリューション事業に経営資源をシフト -】)。


↑ 今年6月19日に発売を開始したドコモ向けのスマートフォン、MEDIAS X-06E

説明によると今回のスマートフォン事業の撤退について「携帯電話市場の環境が大きく変化する中、競争力の維持・強化にはスケールメリットが必要だが、自社の端末事業は出荷台数が減少傾向にある」「今後、業績改善を見通すことが困難なこと」を理由に挙げている。

一方、今後従来型携帯電話機(一般携帯電話、いわゆるフィーチャーフォン)については引き続き開発・生産を継続すると共に、NECが行っているタブレット事業も継続するとのこと。

今リリースでは一切語られていないが、NECのスマートフォンの大手引受先の一つであるNTTドコモでは先日から、韓国のサムスン電子製と日本のソニー製の2社に特化した優先販売戦略「ツートップ戦略」を展開しており、これが一因となったものと思われる。手堅い機種を展開することで知られた同社のスマートフォン事業からの撤退は、日本国内における携帯電話、とりわけスマートフォン市場が大きな変化を迎えるきっかけとなるかもしれない。

なお本日付でNECがスマートフォンの新規開発を終えたことで、同社からのスマートフォンは、上記写真にある「MEDIAS X N-06E」が最後のモデルとなる。

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