コンビニの秋冬定番商品中華まんとおでん、ローソンでも8月13日から展開開始
2013/08/10 21:00


夏の暑さはお盆前にピークを迎え、それ以降はじわじわと低下し始める。ローソン側では前日よりも気温が下がると体感温度も低下し、温かいものを食べたくなるとして、この時期から中華まんとおでんの販売を開始する。
中華まんでは原材料にこだわりを見せると共に、製法を一から見直し、味わいをより本格的なものとした。種類は「肉まん」「ピザまん」「ビーフカレーまん」の定番アイテムに加え、「あんこや」で用いられている十勝産の小豆を使用した「あん」を使った「あんこやの粒あんまん」「あんこやのごまあんまん」、そして9月3日から発売の「炭火焼チャーシューまん」の計6種類が展開される。

↑ 中華まん6種類
またおでんでは、2種類の削り方の焼津産鰹荒本節(深燻し製法の薄削り節と炙り製法の厚削り節)を合わせ、鰹の香りとうまみを感じることができる「つゆ」を仕上げ、それを使用している。また「大根」「じゃがいも」「こんにゃく」などの定番商品はローソンファームで栽培から加工までを管理したものを用い、品質にこだわりを見せている。
一方で彩り鮮やかな7種の野菜を味わえる「7種野菜入り巾着」、フリーズドライにした5種の野菜をおでんだしと一緒に食べる「お野菜プラス」を展開。野菜感の物足りなさを覚える人、熱量に気を使う人にも存分におでんを楽しめる配慮を施している。

↑ おでんの各具材(お野菜プラスは9月17日、ローソンファームじゃがいもは10月8日発売)
秋冬の定番レジ横・レジ前商品として知られている中華まんとおでんだが、各大手コンビニでは年々発売開始が早まる傾向にある。先日も【セブンイレブンのおでん、展開開始…今年は宗田かつお節を使った「つゆ」のコクがポイント】にある通り、セブン-イレブンが8月1日からおでんの発売を開始したばかり。今年は残暑が予想されているだけに、あるいは照りつける日差しの中での中華まんやおでんとのご対面となる場面もあろうが、それはそれで新たな味わいを楽しめるというものだ。
一方でこの二、三年、特に今年に入ってからは、各コンビニとも惣菜に力を入れており、フライ系をはじめとした各種「おかず」が数多くレジ周辺に展開されている。おでんや中華まんがそこに加わることで、さらに店頭はにぎやかになり、買い物時の選択の幅も広がり、食卓の彩りも増すに違いない。

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