「一番身近な専門店」を目指したファミマの高級志向PB「ファミマプレミアムシリーズ」、展開へ

2013/08/25 15:00

ファミマプレミアムオマール海老ソースのトマトクリームパスタファミリーマートは2013年8月23日、同社がすでに発売している「ファミマプレミアムチキン」を「ファミマプレミアムシリーズ」の第一弾とし、お弁当やパスタなど他の食品種類においてもシリーズ商品を展開していくと発表した。パスタやカレー、肉まんが同年10月1日以降順次発売されることになる(【発表リリース:ファミリーマートがおすすめするワンランク上の本格メニュー「ファミマプレミアムシリーズ」のラインナップ拡大】)。

「ファミマプレミアムチキン」は昨年10月に数量限定発売で展開された、同社では最高の品質を誇るチキン。大いに人気を集め一時は販売休止となり、年明けの今年3月から、ようやく通常販売メニューに加わることとなった(【ファミマプレミアムチキン、3月5日から通常販売メニューに】)。

今回発表によれば「ファミマプレミアムチキン」を単独品としてではなく、「ファミマプレミアムシリーズ」を創設してそのシリーズの第一弾商品と位置づけ、次々に同シリーズで新商品を展開することとなった。このシリーズの基本的な考えとしては「一番身近な専門店」が主軸にあり、「専門店の本格的なメニューをファミリーマートで堪能してほしい」との方針に基づいて商品開発が行われている。具体的には素材だけでなく製法や形姿(見た目)まで徹底的に見直し、単なるリニューアルではなく、まさしく「イチ」から作り上げたワンランク上の本格メニューとして仕上げられているとのこと。

今回発表されたシリーズ構成商品は次の3品目。価格はいずれも税込。

●ファミマプレミアムオマール海老ソースのトマトクリームパスタ(10月1日発売、498円)

↑ ファミマプレミアムオマール海老ソースのトマトクリームパスタ

オマール海老の頭部をオーブンで焼き、みそ・殻の香ばしさ、旨みを引き出し、細かく砕き炒めている。ブランデーで香りを付け、トマトを加え酸味を飛ばしながらじっくり煮込んだ一品。さらに、魚介ダシ、ブイヨンなどを加え、スープをろ過した濃厚なソースを使用した本格パスタに、食感の良い有頭海老をのせている。

●ファミマプレミアムビーフカレー(10月8日発売、530円)

↑ ファミマプレミアムビーフカレー

香味野菜・鶏ガラをベースにし、12時間熟成をしたコクのある味わいのブイヨンに、ビーフエキス、ソテーオニオンや9種類のスパイスなどを加え、さらに6時間熟成させることで、香り豊かで甘みとコクのあるカレールーに仕上げている。具材には、柔らかく煮込んだ牛バラ肉をふんだんに使用した本格カレーとなっている。

●ファミマプレミアム肉まん(10月8日発売、170円)

↑ ファミマプレミアム肉まん

具材には、国産黒豚や甘みが強いことで知られているの淡路産の玉ねぎなどを使用。さらに旨味の源泉である豚脂にも国産黒豚を使い、通常の約5倍の量を使用。生地も、もっちり感をつくるため、2段階に熟成醗酵させている。旨味や肉汁をしっかりと堪能できる一品。

大手コンビニではプライベートブランド商品(PB。自社、あるいは自グループ内で開発・生産した商品)の展開が加速化しているが、特に食品面でその傾向が強い。その食品でもPBの特性の一つである「お値打ち感」を前面に押し出したものに加え、高級志向の商品群を別途シリーズ化し、ラインアップの充実を図る傾向がある。

今回展開が決まった「ファミマプレミアムシリーズ」も、まさにその後者の「高級志向のPB」に他ならない。写真を見た限り、お皿に盛るタイプの食品では黒を基調として金の模様と「PREMIUM」の文字を配した専用の容器を使い、高級感をかもしているのが確認できる。今後も「さまざまなカテゴリーにおいて積極的にプレミアムシリーズを展開する」と言及していることから、このスタイルの食品群が続々と登場することが予想される。

コンビニ利用客が多層化する中で、今回の高級志向のPBがどのような形で受け入れられるのか。他の中華まん同様に専用ケースに収められる「ファミマプレミアム肉まん」はともかく、容器自身も高級感ただよう他の商品群の動向が気になるところだ。

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