NTTドコモからもiPhone販売へ、正式発表
2013/09/11 06:08



↑ iPhone 5s

iPhone 5c
新機種の詳細については【日本のアップルストア】で確認してほしいが、概略的には
・iPhone 5c……16GBと32GBの2種、色はグリーン、ブルー、イエロー、ピンク、ホワイト。A6チップ、超高速4G LTEワイヤレス接続機能、8メガピクセルのiSightカメラ、iOS 7を搭載。価格は99ドル。iPhone 5の廉価版的なポジション。
・iPhone 5s……16GBと32GBと64GBの3種、色はシルバー、ゴールド、スペースグレイ。A7チップ、Touch ID指紋認証センサー、超高速4G LTEワイヤレス接続機能、より大きい8メガピクセルのセンサーを備えたiSightカメラ、iOS 7を搭載。iPhone 5の上位機種的な立ち位置。
・iPhone 5s……16GBと32GBと64GBの3種、色はシルバー、ゴールド、スペースグレイ。A7チップ、Touch ID指紋認証センサー、超高速4G LTEワイヤレス接続機能、より大きい8メガピクセルのセンサーを備えたiSightカメラ、iOS 7を搭載。iPhone 5の上位機種的な立ち位置。
などとなっている。
NTTドコモが取り扱うことになるのは、現時点では今回発表された「iPhone 5c」「iPhone 5s」の2機種。両機種とも9月20日からの発売。また「iPhone 5c」は9月13日から一部のドコモショップなどで、そして会員制ドコモプレミアムクラブのうちプレミアムステージ(利用期間10年以上、または月2万0900円以上の利用料金の人)の資格を持つ人には3万人分の先行予約がウェブ上で行えるとしている(実際の購入と受け取りは予約時に指定するドコモショップ店頭となる)。「5s」についての説明は無い。
今回の発表に際しドコモの代表取締役社長の加藤薫氏はリリースの中で「斬新なiPhone 5sとiPhone 5cをお客様に提供できることを大変うれしく思います。お客様はドコモの高品質なネットワーク上でiPhoneの素晴らしい世界をお楽しみいただけることと確信しております」(リリースより抜粋)とコメントしている。
NTTドコモ側から正式な公知は、記事執筆時点ではアップルの英語リリースの翻訳のみで、さらなる詳細についての言及は無い。詳しい販売スタイルや料金体系、各種価格やサービス、キャンペーンなどの各種詳細は、ドコモ側の発表待ち状態となっている。またiPadについても現時点では公式発表は無く、ドコモでの取り扱いが行われるか否かは明らかでは無い。
詳細は後日となるが、これで日本の主要携帯キャリア3社すべてがiPhoneを取り扱うことになった。新規契約やMNP(Mobile Number Portability。ナンバーポータビリティ。電話番号を継続しつつ契約会社=キャリアを変更できる仕組み)の利用においても、多分にiPhoneが重要な要素となっていただけに、3社のうち唯一iPhoneを取り扱っていなかったNTTドコモの参加は、日本の携帯電話市場に小さからぬインパクトをもたらすことになる。

↑ MNP件数推移(-2013年8月)(再録)
NTTドコモ側の詳細に関する発表と共に、他2社の動向も気になるところだ。
■関連記事:
【日本の携帯電話契約者数動向をまとめてみる(2013年8月末まで)】

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