セブン&アイの無料カタログ季刊誌「セブンネット生活」本日から配布開始

2013/09/18 09:45

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セブンネット生活セブン&アイ・ホールディングスは2013年9月17日、同年9月18日から同グループでは初となる無料雑誌「セブンネット生活」を発行し、全国のセブン-イレブンをはじめとしたグループ各社店舗で配布すると発表した。季刊誌スタイルでの発行で、部数は300万部。全32ページ・A4サイズ。公式Facebookページによる情報提供、「セブンネットショッピング」サイトからの電子書籍版(無料)の配信も行う。



↑ 「セブンネット生活」創刊号表紙

今回展開が開始される「セブンネット生活」は、グループ各社のおすすめ商品を紹介する、同グループとしては初めての無料雑誌。これまで同グループでは各社で別々のカタログの制作・配布をしていたが、今回はじめてグループ横断型カタログ風無料雑誌を発行することになった。これにより、グループ各社の強みを活かした商品情報を提供していくとしている。

同誌では旬のおしゃれやコスメ、雑貨・グルメ・子育て・日用グッズまでの生活必需品をピックアップし、多彩な有名人や「ママブロガー」達が実際に商品を使い、口コミする形で紹介していく。また商品は例えば「食品や日用グッズはセブン-イレブン」「グルメはデニーズ」「子育てグッズはアカチャンホンポ」という形で、グループ各社の強みを前面に押し立てた商品紹介が行われることになる。

また同誌に掲載された商品の注文は「セブンネットショッピング」で行われ、全国のセブン-イレブンでの受け取りが可能(一部商品除く)。身近な店舗で雑誌そのものを調達して品定め、ネットから注文してその店舗で受け取る購入スタイルができる。

電子書籍版は専用ソフト、セブンebookリーダー(無料提供)が必要になるが、現在ではパソコン(Windows)、アンドロイド、iOS版が提供済み。スマートフォンやタブレット機でも閲覧できる。

今件はスーパーなどで良く見かける、大手通販会社のカタログ雑誌のセブン&アイ・グループ版と見て良いだろう。たとえ無料でも実際に手に取ってもらい、内容を確認し、商品を購入してもらうためには、その質がポイントとなる。この類のカタログを利用している人には、取り扱い商品の品揃えはもちろんだが、文章的に読ませる仕上がりなのか、どのような構成なのか注目点となる。また、電子書籍版を同時展開することになるが、こちらの利用動向も気になるところだ。


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