セブンのセルフ式コーヒー「セブンカフェ」が全店舗導入完了、今月末には累計2億杯突破へ

2013/09/21 14:00

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セブンカフェセブン-イレブン・ジャパンは2013年9月20日付で、同社が店内のオリジナル専用機器で提供しているセルフ式のドリップコーヒー「SEVEN CAFE(セブンカフェ)」に関して、全店舗での導入を完了したと発表した(一部店舗状況により導入が無い場合もある)。また今月末には累計販売数が2億杯を突破する見込みであることも明らかにしている(【発表リリース(PDF):「SEVEN CAFE」全店舗導入完了】)。



↑ 専用サーバー(左)とカップ(右)(再録)

【1杯100円から…セブン-イレブンでもセルフ式コーヒー全国展開へ】などでも解説しているが、「セブンカフェ」はセブン-イレブン・ジャパンが「より豊かでより上質な時間」を利用客に提供することを目標に立ち上げたブランド。コーヒー専用サーバーをはじめとした各種機器をオリジナルデザインで構築し、素材と製法にこだわったコーヒーを提供している。今年の5月24日には販売累計数が5000万杯を突破、初年度年間販売目標を当初の3億杯から4億5000万杯に上方修正。さらに7月18日には累計1億杯を超えている。

今回の発表では9月末には累計2億杯に達するとのことで、3か月足らずで1億杯のセールスを挙げた計算になる。導入店舗数が随時増加中であること、今年の夏が猛暑となり、アイスコーヒーの需要が伸びたことが、加速度的なセールスを後押ししたものと考えられる。

なお今回リリースには他にもセールス状況に関するデータが記載されている。それによると「リピート購入率は55%を超え、セブン-イレブンの食品群の中ではもっとも高い値」「購入者の約半数は女性で、缶コーヒーの約3割と比べて高い女性比率を示している」とのこと。物珍しさから注目されているのも一因だが、店舗内提供におけるドリップコーヒーが、新しいサービス・商品として需要を喚起していることは間違いない。

同社側では今後、セブン&アイ・ホールディングスのスーパーや、イトーヨーカドーのフードコートで展開中のファストフード(ポッポ)などへの導入も随時進め、さらに利用客を増やしてブランド力を高めるとコメントしている。

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