南蛮のたれとタルタルソースで美味しさ倍増・ファミマからチキン南蛮発売

2013/10/01 15:45

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チキン南蛮ファミリーマートは2013年9月30日、同社のファストフードブランド「できたてファミマキッチン」の最新作として、おかず惣菜の「チキン南蛮」を同年10月1日から全国の同社店舗で発売すると発表した。価格は190円(税込)。2種類のたれ(タルタルソースと南蛮のたれ)が用意される(【発表リリース:店内調理のフライドフード「チキン南蛮」を新発売】)。


↑ チキン南蛮(ファミリーマート)
↑ チキン南蛮(ファミリーマート)

今回発売される「チキン南蛮」は、同社の店内で調理されるファスト・フライドフード「できたてファミマキッチン」の中でも、より中食用としておかず色の強い「おかず惣菜」の新作。同社ではこのシリーズとしてすでに「牛肉コロッケ」や「ファミから」シリーズ、「あじフライ」などを展開。売上も昨年を大きく上回り、需要の拡大が確認されている。この状況について同社では「働く女性の増加や少子高齢化、小世帯化などの人口動態の変化などが背景」「手間や時間をかけず、本格的な味わいを家庭で楽しみたいという需要に応えた結果」と分析している。

「チキン南蛮」はカラリと揚げた肉汁感たっぷりな鶏のモモ肉。そこに別添えとして用意された南蛮のたれ、そして卵や玉ねぎなどが入った具材感のあるタルタルソースをかけて食することになる。このたれが味わいをより深いものとしていく。なお販売に当たっては紙製の包みでは無く、フードパック(透明プラスチックパック)に入れて提供されるとのこと。

淹れたてコーヒーと共にコンビニ各社が新たな集客アイテムとして注力しているのが、各種惣菜。上記のファミリーマートの分析にもある通り、周辺環境の変化に伴い惣菜の需要に動きが見られるようになったことに加え、コンビニに常備されているフライヤーと保温機を用いることで「揚げたて感」を提供できるメリットがあるのがポイント。間食用のスナック菓子的な感覚としての提供だけでなく、自宅に持ち帰って食事のおかずとして使う「中食」「惣菜」としての利用スタイルを提案する「提案型商品」だが、概して好調のようだ。

今回の「チキン南蛮」もその一種。今後ファミリーマートだけでなく、コンビニ大手全体で、フライ系の惣菜がますます種類豊富なものとなっていくに違いない。

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