雪印「ネオソフト」実質値上げへ…価格据え置き・容量減

2013/10/04 14:45

ネオソフト雪印メグミルクは2013年10月3日、同社が発売している家庭用油脂商品(マーガリン。正式名称はファットスプレッド)の「ネオソフト」について、現在320グラム入りパッケージ商品のものを同年10月下旬出荷分から300グラムに変更すると発表した。希望小売価格(290円・税込)、パッケージサイズなどその他の仕様に変更は無い(【発表リリース(PDF):『ネオソフト』(320g)容量変更のお知らせ】)。

↑ ネオソフト320グラム
↑ ネオソフト320グラム

「ネオソフト」は1968年に「ネオ マーガリン ソフト」として発売を開始した、ロングセラーのマーガリン。パンにつけるマーガリンとしてテレビCMで「パンにはやっぱりネオソフト」というキャッチコピーで喧伝され、今では定番のパン用アイテムとなっている。

今回の容量変更では、小売価格、賞味期限、パッケージサイズの変更は伴わない。内容量が20グラム(6%強)ほど減らされるのみの、いわゆる「ステルス値上げ」の類のもの。

今回の実質的な値上げについて同社側ではその理由として、世界的な需要拡大や異常気象の影響から、大豆などの穀物価格の高騰が起きており、これを受けてマーガリンの主原料となる植物油脂の価格も上昇していること、さらにエネルギーコストや為替変動による原料調達コストも上昇し、総合的なコストアップが続いていることを挙げている。同社側としてもこれまでコストアップの吸収に努めてきたが、吸収可能な範囲を超える水準となったため、今回の実質的な値上げを行うことになったという。

なお現時点で同じ「ネオソフト」の160グラムタイプ、「ネオソフト ハーフ」「ネオソフト キャノーラハーフ」など類似商品で容量変更などは行われない。

「世界食糧指数動向」などで確認するに、穀物価格は昨今安定をしているものの、高値での安定であること、その一方で原油価格が高値で推移していることや為替が以前と比べると円安ドル高の水準にあることから、コストの上昇が起きているのは止むを得まいと判断できる。普段から「ネオソフト」の320グラムサイズを利用している人は、少々パンに塗る量を注意することになりそうだ。

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