インクの減りから勉強量が一目で分かるボールペン「サラサスタディ」12日から発売
2013/10/10 09:45



↑ サラサスタディとその仕組み。インクが全部使われるとインクを入れている芯に描かれている花が現れ満開になる
「サラサスタディ」は鮮やかな発色となめらかな書き心地を有するジェルボールペン「サラサクリップ」シリーズの第5弾商品。「サラサスタディ」最大のポイントは、インク量の残量を示すメモリが付いていること。
多くの学習塾では生徒の勉強のやる気を継続させること、語彙力がしっかり身に付いていない生徒の誤字脱字を減らすこと、テスト慣れしていない生徒に時間内に正確に回答を記入出来るようにすることなどに苦心しており、その対策として「たくさん書いて勉強すること」を重要視している。そのため「消せないボールペンで書くことによる集中力の鍛錬が狙え、ミス防止が期待できる」とのことからボールペンを用いて勉強をさせる手法が広まっているが、その中で「目盛付きの芯を用いることでインク量の減り具合を確認できるため、勉強量=自分の頑張り具合が確認でき、達成感を得られ、継続的な勉強ができる」などの考えを基に今商品のデザインなどが開発された。
またゼブラが受験生の勉強実態を調査したところ、受験勉強で使用済みとなったボールペンを捨てずにたくさん保有し、それを自分のこれまでの成果の裏付けとして受験のお守り代わりにしている生徒が何人かおり、これが企画の発端となった。
「サラサスタディ」では書き心地が良く、減りが早くて使用実感が得やすいジェルインクを採用しており、日々の勉強の実態感をより強く得ることができるまた色は基本の黒と集中しやすい青、そして間違いを訂正する際によく用いる赤と、勉強の際に欠かせない基本的な3色を用意し、学習意欲の向上を模索している。
試験本番や模擬試験はともかく、普段の勉強の際にあえて消せないボールペンを用いることで集中力をアップさせるという手法は「なるほど感」が強い。またそれに合わせて自分の努力・勉強量の蓄積を「見える化」するために、インクの減りを見た目で明確化する切り口はコロンブスの卵的な発想で興味深い。ちょっとした工夫には違いないが、大いに受験生達の励みとなり、勉学の後押しをする武器となることだろう。

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