矢じりのようなスピード感・北陸新幹線用新型車両のシンボルマークデザインが決定
2014/02/14 10:30



↑ E7系/W7系デザイン。基本造形は同じだが、社名部分が異なる

今回発表されたのは、新型車両に用いるシンボルマーク。マークのコンセプトとしては車両形式の「7」の文字を銀色の矢じりのような形で表現し、輝く未来に向かって突き進むことを表現している。銅色のラインは象嵌(ぞうがん、複数の異なる材質をはめ込む技法)文字のように構成し、未来への希望や日本の伝統工芸の緻密さ・速さを表しているとのこと。色合いの観点では「青:沿線の空や翼」「銅:和の未来」「銀:輝き」をそれぞれ表し、北陸新幹線の希望あふれる未来を象徴しているという。
今デザインマークは新型車両の編成において両先頭車両の側面、後部ドアの後方部分に左右合わせて2か所、1編成では全部で4か所に用いられることになる。デザイン部分そのものは東西JRで変わりないが、会社名表記部分に違いがある。
シンプルながらもスピード感あふれるデザインは、多分に雪化粧で彩られる路線を突き走る北陸新幹線にふさわしいものといえる。開業はあと1年強先になるが、試運転などによるお披露目でそう遠くないうちに、このシンボルマークを付けた実車の走行を目にする機会が得られるに違いない。
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