なるほどヘルシー、揚げないチキンカツのお弁当、ローソンから発売

2014/02/15 09:00

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揚げないチキンカツ弁当ローソンは2014年2月14日、チキンカツを油で揚げずに焼いて調理することにより、健康志向に応じたお弁当「揚げないチキンカツ弁当」を同年2月18日から発売すると発表した。価格は498円(税込)。熱量514Kcal(【発表リリース:揚げないヘルシーな「焼」チキンカツ弁当発売】)。


↑ 揚げないチキンカツ弁当
↑ 揚げないチキンカツ弁当

今回登場する「揚げないチキンカツ弁当」は、その名前の通りメインとなるチキンカツを油で揚げずに焼いて調理したのが最大の特徴。皮を取り除いた鶏もも肉を焼いて調理することで、使う油の量を減らし、あっさりとした味わいのチキンカツに仕立てている。そしてビタミンEが豊富でコレステロールゼロのキャノーラ油で調理したれんこん炒め、さらにお弁当では欠かせない添え物のひじき煮を盛りつけ、食感の良い健康的で和風感のある副菜を味わうことができる。

ご飯には大塚食品開発による、こんにゃく精粉などを使った米粒状の食品「マンナンヒカリ」を30%配合。食べ応えを維持しつつローソンでのチキンカツを用いた類似商品と比較して熱量を3割ほど抑えた、健康志向のお弁当として仕上がっている。

ローソンではブラン(ふすま、小麦の外皮)を取り入れたパンや、タニタとの共同開発によるメニュー、管理栄養士考案によるお弁当など、多種多様な切り口で、熱量(カロリー)や糖質が気になる人向けの商品開発を進めている。今件商品の類似商品として昨年11月に「揚げない厚切りとんかつ弁当」が発売されたが、50代を中心とした男性による購入が多く、また野菜サラダを合わせて購入する事例が多かったとのこと。ガッツリとした肉系の食事を摂りたいが熱量が気になるという人による需要が男性、特に中堅からシニア層に多く、それらの人にとっては今件のような「ボリューム感あふれる肉物」「通常品よりも熱量などがひかえめ」な商品が「待望の一品」に違いなく、手に取りやすい品のようだ。

「食べたい、でもカロリーが」という需要は女性に多く見られるものだが、商品内容によっては男性にも同様の需要があり、大いに受け入れられるという話は興味深いもの。油で揚げずに焼いて仕上げたチキンカツが、どのような食感、味わいを織り成してくれるのか、マンナンヒカリ配合のご飯の味はいかなるものなのか、気になる点は多い。揚げ物系が好きな人、カロリーが気になる人は一度はチェックしたくなる一品に違いない。


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