【更新】衣料品は平均3割引き! イトーヨーカ堂も2600品目を一斉値下げ

2009/03/18 06:20

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食品価格イメージ【セブン&アイホールディングス(3382)】傘下のイトーヨーカ堂は2009年3月18日、衣料品・住まいの品(住関品)・食料品の合計2600品目について、3月18日から一斉に全国の店舗175店で値下げを行うと発表した。値下げ率は衣料品では平均30%に達する。同社発表によると、今回の値下げ品目数は過去最大級のものになるという([発表リリース、PDF])。


同社の説明によれば、今回の値下げは「景気の悪化で急速に高まっているお客様の節約志向にお応えするため」とのこと。具体的には

・衣料品……1500品目。平均30%。婦人用ジャケット・パンツ、紳士用ワイシャツ・ポロシャツなど。
・住まいの品……1000品目。平均27%。布団、枕、カーテン、マット、フライパン、ステンレス鍋、食器など。
・食料品……100品目。平均15%。食パン、即席めん、コーヒー、果汁飲料、ヨーグルト、加工肉。

値下げが出来た背景としては、原油価格やアルミなどの金属価格が昨年に比べ大きく下落したことに加え、円高メリットや 原材料・輸送コストの低減、商品発注の早期オーダー、低コストの産地シフトなどによるとのこと。

一般的なデパートのセールス状況では堅調な食料品についての値下げ率が低く品目も少なく、あまり売れ行きが伸びていなかった衣料品や住まいの品(住関品)の値下げ率・品目数が多いところを見ると、不調部分のてこ入れが今回のセールスの一因にあるようにも思える。

具体的な品目とその値下げ額が記載されていないのが残念だが、衣料品で「平均」30%の値下げ額はかなりインパクトが大きいことに相違ない。今回の値下げは期間が記載されていないので、期間限定のものではなさそうだが、どれだけの集客・売上向上効果があるのか、気になるところだ。

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