【更新】100/365のチャンスをつかめ! 「軍艦島」上陸ツアー、近畿日本ツーリストが販売開始

2009/03/29 10:25

軍艦島イメージ【長崎の軍艦島、観光地として来春から解放】【長崎の「軍艦島」、2008年度から上陸可能に正式決定・予算1億500万円計上】などでもお伝えしたように、長崎県のいわゆる「軍艦島」(旧海底炭鉱の端島)について、2009年4月末から長崎市条例に基づき軍艦島の上陸が許可されるのに伴い、近畿日本ツーリストが【軍艦島を世界遺産にする会】理事長同行による学習型ツアー「軍艦島ツアー(軍艦島の本質を探るツアー)」の販売を開始したことが明らかになった([告知ページ]、[発表リリース])。

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「軍艦島」全景
軍艦島の状況(グーグルマップにて)(写真は「軍艦島」全景)

「軍艦島」とは長崎県長崎市の沖合いに浮かぶ島の通称。島をぐるりと取り囲む堤防が軍艦(さまざまな上部構造物を持つ戦艦)のように見えることから、「軍艦島」と呼ばれるようになった。明治初頭から炭鉱の島として開発され、最盛期には5000人以上の住民がひしめき合っていた。島の内部には電気などのインフラが完備され、教育機関や各種公的機関はもちろん、映画館や体育館、居酒屋などまで揃い、まさに戦艦さながらの「密集近代都市」の様相を呈していた。

しかし産業構造の変化から石炭のニーズが減り、1974年には炭鉱が閉山、無人島化。建物の老朽化も進んで人が立ち入るのには危険なため、現在は一般の上陸は禁止され、調査研究などの目的でしか足を踏み入れることができない。

ところが最近では炭鉱産業など当時の産業の姿を知ることができる貴重な遺産(遺跡)として注目を集め、上陸は果たせなくとも軍艦島を船から見る観光コースが人気を呼んでいる。そして「世界遺産」に登録しようという動きも出ており、上陸による観光の要望も増加。そして2009年4月末から長崎市の条例に基づき軍艦島の上陸が許可(※自由に上陸できるわけではない。念のため)されるようになったのにあわせ、近畿日本ツーリストが今回のツアーを企画・編成することになった。

ツアーのポイントは次の通り。

1.4月末より上陸許可となる軍艦島に、いちはやく上陸するツアー。
2.NPO法人「軍艦島を世界遺産にする会」の坂本理事長がツアー同行、解説を行う。
3.ツアー中、軍艦島内部を特別編纂した映像を視聴できる。
4.軍艦島以外に小菅修船場(ソロバンドッグ)、旧グラバー住宅、北渓井抗跡の世界遺産暫定リストを訪問。
5.全5コース(A-E)を設定。各コースともに、羽田発着班と現地参加(長崎駅)班を用意。

旅行の日程は基本的に1泊2日、あるいは2泊3日でコースによって異なる。今のところ2009年4月24日-26日の2泊3日(Aコース・Bコース)を皮切りに、4月下旬の5コースが用意されている。料金は大人1人あたり2万6800円-7万8000円。集合場所・ホテルなどにより大きく違いが生じているので注意が必要(詳細は公式サイトで確認のこと)。

また、長崎市の条例により、自然条件・安全基準が揃わないと上陸が出来ない場合もありえる事に留意しておく必要がある。つまり天候次第では「上陸できず周囲を航行する船の上から軍艦島を眺める」さらには「船そのものが出航できない場合、バスで資料館巡りをしたり陸から軍艦島を眺めるに留まる」というツアーになる可能性もあるということ。

上陸できるか否かは多分に運に左右されることになるが(天候基準をクリアする日数は年100日と想定されている)、今まで多くのファンが想いを寄せながらも実現できなかった「軍艦島への上陸」が果たせる可能性が出てきたことだけでも、吉報に違いない。なおツアーそのものは今回発表された4月下旬の第一弾に続き、5月-6月、7月-8月、9月-10月など第四弾までが計画されているとのこと。スケジュールやその時期の天候と相談し、正式発表を待とう。

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