最大で35%割引きも・セブンイレブンが洗剤や歯みがきなどの雑貨31品目を平均15%値下げ

2009/04/04 10:30

値下げ商品イメージ【セブン&アイホールディングス(3382)】が運営するコンビニエンスストア、セブン-イレブン・ジャパンは2009年4月3日、同年4月14日からセブンイレブン全店(3月末で1万2288店舗)において、日常的に消耗頻度の高いナショナルブランド(有名メーカーの商品)の雑貨商品の価格体系を見直し、31品目の推奨売価を変更すると発表した。また、新たに6品目をつかして販売していく(【発表リリース、PDF】)。

値下げ対象商品
値下げ対象商品

【「トップバリュ」「セブンプレミアム」なら知ってるよ……プライベートブランドの認知率・購入率には大きな差が】にもあるように、【イオン(8267)】の「トップバリュ」シリーズと並び、セブンイレブンでは独自の商品群(プライベートブランド)の展開を積極的に推し進めている。これはリリースによると「少子高齢化が進み、消費を取り巻く環境が変化する中、近所で買い物するニーズに対応」するためだという。今回のナショナルブランドの値下げもその一貫で、「節約志向が高まる買い手の要望に対応」し、「より一層の利便性を提供」するためのもの、とのこと。

具体的な値下げ商品群は住居・台所洗剤や洗濯洗剤、歯みがき、歯ブラシなど31点。値下げ幅・率は平均で約15%。例えばバスマジックリンスプレー400mlがこれまで352円だったのを298円に値下げする。

また、今回の値下げをするにあたり、「セブンイレブンの販売価格を市場の実勢価格に近づける」「規模の大きさを活かした仕入れ体制・費用削減の強化」「各メーカーと商品の仕入原価を再考」など、「コンビニは何でも有るけど値段が高い」というイメージを少しでも払しょくするような動きを見せていることが確認できる。

コンビニの洗剤や歯ブラシなどの
日用消耗品は「あってよかった」で、
「いつもここで買う」では無い。
値下げの断行でその立ち位置を
「他のものと一緒に常に買う」へ
引き上げ、商品の回転率を高める
狙いがある。
コンビニではたばこやデザート、雑誌など「他では買えないもの」「どこで買っても価格がさほど変わらないもの」は強いが、いわゆる生活雑貨は価格が高く、消費者は「コンビニで無いと買えない状況以外では手を出さない」傾向が強い(コンビニに置かれているガムテープや洗剤が馬鹿売れしている様子など、見たことがない)。これらは半ば「万一の時、『あって良かった』というサービスを提供する」ために存在していたものだが、今回の値下げはそこからさらに一歩踏み出し、「コンビニで買っても同じくらいだから、他の商品とまとめて買っちゃおう」という消費行動を後押しさせるきっかけを作りうる。

思惑通りにいけば、商品自身の利益率は減るだろうが、回転率は上がり、来客数と顧客単価を押し上げる効果が期待できる。果たしてその考え通りに物事がうまく運ぶかどうか、注意深く見守りたいところだ。

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