ローソン、LED照明で35%の消費電力削減を「証明」

2009/04/09 07:35

ローソンイメージ[ローソン(2651)]は2009年4月8日、一部店舗(42店舗)において実験検証の形で行ってきたLED(発光ダイオード)照明の導入で、現行の蛍光灯と比較して「看板を含めて約35%」「店内照明のみで約33%」の消費電力削減となることを明らかにした。店舗全体の電気消費量の削減に換算すると約5.4%となるという。ローソン側ではこれを受けて、2009年6月以降の新店舗にLED照明を導入する予定とのこと(【発表リリース】)。

新店に導入予定のLED照明2タイプ
新店に導入予定のLED照明2タイプ

一般的にLEDの照明は直線的な光であるため、場所によって光の当たり方にムラができるという問題があった。そこでローソン側ではライン型(直線型)の店内照明に組み込まれた複数のLED光源にそれぞれ角度を付ける工夫を実施。その結果、商品棚のすみずみまで照明を行き渡らせることが可能となった。

また、日の当たる日中は店舗ガラス面側と店舗奥で照明の明るさを変える仕組み(調光システム)も取り入れ、効果的に消費電力量および二酸化炭素排出量を削減することにも成功。これらの工夫によって、これまでと同じ照度(明るさ)で、店内照明および看板の消費電力量を従来の蛍光灯と比べ約35%削減できるようになった。ちなみに店舗全体の電気消費量の削減は約5.4%となる。

・従来の蛍光灯と比較した、1店舗あたりの削減効果(月当たり)
 店内照明……約33%減少、266kg削減
 店舗看板(ラインサイン)……約52%減少、50kg削減
 合計……約35%減少、316kg削減
(それぞれ電気使用量削減率、二酸化炭素削減率)

今回の成果を元に、ローソンでは2009年6月以降の新店舗にライン型LED照明を導入するが、既存店へのLED照明の導入も、さらに検証を行い検討する予定とのこと。

【店舗全体は7%、照明機器は50%の電力消費量削減に成功・ローソンが全部の新店舗でLEDを採用へ】などにもあるように、コンビニ各社の中ではローソンはLEDの導入に積極的な動きを見せている。現状ではLEDは初期導入コストが高い・明るさが蛍光灯と比べると今ひとつなどの弱点があるものの、消費電力・発生熱量が少ない、耐久時間が長いなどランニングコストや地球環境保全の観点では大きくプラスとなる点も多い。LEDを取り入れた店舗が既存の蛍光灯導入店舗と比べてどれだけ採算性上「お得」となるのか、今後の実態値の発表に期待したいところだ。

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