すき家の牛丼とカレーが値下げで330円に、一方で豚丼は販売休止へ

2009/04/16 06:50

値下げしたすき家牛丼イメージ[ゼンショー(7550)]が展開する「すき家」は2009年4月15日、今春4月23日から主力商品の牛丼とカレーを値下げして330円で販売すると発表した。また代替商品以上に愛食されてきた「豚丼」の販売を休止することも発表された。ゼンショー側では豚丼の休止について、効率化の一環と説明している(【発表リリース、PDF】)。

330円の新価格で展開する牛丼とスパイシーカレー
330円の新価格で展開する牛丼とスパイシーカレー

ゼンショーではこれまで牛丼並盛が350円、カレー並盛380円だったものを両者とも330円で展開、その理由として「日本一の店舗数を擁する牛丼チェーン店にふさわしい味と価格で」と説明している。【「すき家」が「吉野家」を逆転へ・9月末の牛丼店舗数】にもあるように、牛丼チェーン店では「すきや」と【吉野家(9861)】が激しいつばぜり合いを繰り広げている。今回の値下げは、現時点で勝利を収めているすき家が、その実績を最大限に活用するための行動とも考えられる。

一方、2004年2月に牛丼販売中止の際に発売が始まった「豚丼」について、その販売を休止することも併せて発表された。長年代替商品として多くの人の支持を集めてきたものの、

店舗数日本一となって「牛丼新時代」と位置づける今年、牛丼チェーンとしての基本に立ち返るため、歴史的な役割をまっとうした豚丼の販売を休止することで店舗オペレーションのいっそうの効率化をはかります。

とし、豚丼休止の理由を説明している。

昨今の景気後退・可処分所得減少による廉価外食店の攻勢の中で、牛丼チェーン店は今ひとつ業績がさえない状態が続いている。今回、ある程度人気があった豚丼を切ってまで効率化を推し進めて価格を下げた背景には、いわゆる「不景気下の外食勝ち組」に乗り入れるための思惑があるものと思われる。他の牛丼関連会社がどのような動きを見せるかも併せ、今後の状況変化に注目したいところだ。

スポンサードリンク


コメント(Facebook)


▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2017 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー