AEDのバッテリー切れ、してませんか? 厚生労働省が点検を呼びかけ

2009/04/18 09:55

AEDイメージ厚生労働省は2009年4月16日、心臓発作を起こした場合に備えて電気ショックで心臓の動きを正常に戻す『AED(Automated External Defibrillator、自動体外式除細動器)』について、適切に定期的な点検、及び必要備品(電極パッドやバッテリー)の交換を行うよう通知を行った。2004年7月から一般市民でも使用できるようになったが、それから5年目を迎える今、電気周りの消耗品の寿命が切れ、いざという時に使用できなくなる可能性があるからだとしている(【発表リリース】)。

心臓発作を起こした人にAEDを用いることができれば、発作発生から数分以内なら救命率が上がることから、2004年7月からは一般の人でも使用が認められるようになった。現在では駅や病院などの主要公共機関、そして発作は子どもも起きる可能性(例えば体育などの授業中や部活動中)があるため、学校などの教育機関でも設置されるようになっている。今や消火器と同じように景色に溶け込んでいるAEDだが、注意して見直せば、人が集まる建物には必ずといって良いほど見つけることができるはずだ。

AEDイメージそのAEDだが、電気周りの機材である電極パッドとバッテリーは乾電池同様にそのまま放置しても電力が低下する消耗品。それぞれの表示ラベルにも記載されているように交換時期が存在する(一部報道では一般的なAEDは電極が2-3年、バッテリーは3-4年で機能が低下するとのこと)。

万一、という時に電気切れで使えないのでは「備え」としての意味がないこともあり、今回厚生労働省では「AEDのインジケーター(電力状態を示すランプなど)の表示を日常的に確認する」「電極パッドとバッテリーの交換時期を表示ラベルで確認し、適切な時期に交換する」ことを呼びかけている。

管理を行うのはAED管理担当者の仕事。すべての人が関係するわけではない。しかしすべての人がAEDを使う、あるいは使って(助けて)もらう可能性があることを考えると、すべての人に係わり合いがあるといえる。周囲にAEDの管理を行う人がいれば、あらためて今回の告知のことを知らせ、適切な対処をしてもらうよう呼びかけてみた方が良いだろう。


■関連記事:
【AED(自動体外式除細動器)の配備率、自治体の間で大きな格差】
【身体でもっとも大切な器官「心臓」。その危険信号を知っておこう】

スポンサードリンク


コメント(Facebook)


▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2017 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー