【更新】農林水産省発表の家庭用食料品備蓄ガイドをのぞいてみる

2009/05/05 09:44

食料品備蓄イメージ先日からお伝えしているように、現在豚インフルエンザを起因として発現したとされている新型インフルエンザ(インフルエンザA(H1N1))が世界中で猛威をふるい、WHO(世界保健機構)では流行による警告レベルをフェーズ5と認定している。現時点で弱毒性なのが幸いだが、【インフルエンザA(H1N1)の警戒レベル、数日中にフェーズ6への移行可能性】にもあるように今後フェーズ6(いわゆるパンデミック期)に移行する可能性も高く、また【「フェーズ6」宣言時には!? インフルエンザA(H1N1)でフェーズ6(パンデミック)が宣言された時】で触れているようにフェーズ6に移行した後・日本国内で広範囲に感染が確認された場合は、日常生活上さまざまな制限が課せられることになる。いざという時には「不要不急の外出をしないこと」「発生(宣言)直後などは、食料品の需要が一時に集中し、思うように手に入らないおそれもある」ため、各省庁では食料の備蓄を奨励している。今回は[農林水産省の関連ページ]から【新型インフルエンザに備えた家庭用食料品備蓄ガイド(PDF)】を元に、チェックを入れてみることにする。

新型インフルエンザに備えた家庭用食料品備蓄ガイド
新型インフルエンザに備えた家庭用食料品備蓄ガイド

元々防災用の食料品備蓄としては、地震などを想定し3日-1週間を目安としている。対新型インフルエンザの場合には、「流行周期は2か月程度」とされ、備蓄の度合いは「最低でも2週間分」を推奨している。そして【もしもの時のために・非常持ち出し品26品目】でも言及しているのだが、地震などと違い新型インフルエンザへの備えとしての備蓄の場合、「電気、ガス、水道といったライフラインは確保される」のが前提となっている。熱源や水の確保は、対地震用の備えとして「持ち運びできる程度のもの」を流用すれば良い。

下記は4人家族(両親・子ども男女一人ずつ)を想定した、ガイドによる2週間分として必要な食料品の一覧。

・米……10キロ以上
・めん類、シリアルなど……400グラム×6
・中華めん、インスタントめん、パンなど……16食
・野菜類……各1-2キロ
・豆類……適量
・卵……10個
・缶詰(魚介、肉)……30缶
・缶詰(野菜)……20缶
・レトルト食品……30食
・冷凍食品……500グラム×10
・乾燥食品……各2袋
・スープ類……12食
・乳製品……1-2箱
・缶詰(果物類)……10缶
・調味料(砂糖、塩、みそなど)……1キロ・1リットル
・し好品……適量

食生活・ライフスタイルの違いなどによって内容は色々と変わってくるが、一つの目安にはなるだろう。そしてあらかじめ寄せられていた疑問・問題点に対する回答も掲載されている。ざっとまとめると次の通り。

・備蓄は面倒……多めに買って消費した分を買い足せば良い。チェックリストを活用。
・置く場所が無い……玄関や階段のスペースを活用。
・備蓄品を買う予算が無い……少しずつ買い足しを。

補足のしどころは山ほどあるが(例えば米の長期保存方法など(【米米優待倶楽部内「お米の保存法」】)、果物系の缶詰は賞味期限が短いなど)、機会があればあらためてまとめてみることにする。幸いなのは地震などの自然災害と異なり、新型インフルエンザの場合には事前にある程度の余裕を持って準備が出来ること。

今件を機会に、食料品の賞味期限や保存方法について、もう一度考え直してみるのと共に色々と学んでみてはいかがだろうか。

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