これはナルホド女性向け、牛丼小盛とサラダのセット「コモサラ」が吉野家で11月1日販売開始

2013/10/29 06:30

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コモサラ牛丼チェーン店の吉野家は2013年10月28日、女性を対象にしたセットメニュー「コモサラセット」を同年11月1日午前10時から発売すると発表した。小盛の牛丼とサラダ(生野菜、ごぼう、ポテトの3種類)のセットで価格は330円から360円。持ち帰り可能。単品として従来の生野菜サラダに加えごぼうサラダとポテトサラダも発売を開始する(それぞれ120円)(【吉野家:発表リリース一覧ページ】)。


↑ コモサラセット
↑ コモサラセット

今回発売されるのは牛丼の小盛(こもり)とサラダのセット。合わせて「こも」「サラ」から「コモサラセット」と呼ぶようになった。説明にいわく牛丼の量を小盛にして野菜サラダを添えることで、女性陣からリクエストされていた健康的かつ栄養バランスの取れたセットメニューになるという。また野菜サラダの代わりにごぼうサラダ、ポテトサラダとの組み合わせも同時に発売される。

価格は生野菜サラダ・ごぼうサラダ・ポテトサラダとの組み合わせがそれぞれ330円・360円・360円。熱量はセットでそれぞれ537Kcal・585Kcal・625Kcal。ポテトサラダとのセットが一番高カロリー。また新規に単品としてごぼうサラダ・ポテトサラダも発売される(各120円)。

吉野家では【初の小盛サイズも・吉野家からねぎ塩ロース豚丼と牛カルビ丼、7月4日から発売】でも伝えている通り、7月から発売の「ねぎ塩ロース豚丼」「牛カルビ丼」で初めて小盛サイズの丼の展開を開始。現在では「焼鳥つくね丼」「牛カルビ丼」「ロース豚丼十勝仕立て」で提供しているが、牛丼での小盛は受け付けていない。これは牛丼そのものの単価が低い(並盛で280円)ことから、小盛にすることでさらに低価格になってしまうため、客単価を押し下げる可能性があるためだと考えられる。

今回初の牛丼小盛の発売開始となるわけだが、単品では無くサラダとのセットで販売することにより、客単価下落の懸念を防ぐことになる。女性からの「主食を少量で、野菜も十分に食べたい」との需要があるのは事実だろうが、セット販売で販売価格を調整するあたりは、上手い切り口といえよう。

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