日産、電気自動車を2010年秋から生産開始

2009/05/13 06:57

カルロス・ゴーン氏イメージ【日産自動車(7201)】は2009年5月13日、電気自動車(EV)を2010年秋から同社の神奈川県横須賀市にある追浜工場で生産すると発表した。日産では同工場を「モノづくり」の中核を担う重要な拠点として位置づけており、EV生産の主力工場の一つとして位置づけると述べている(【発表リリース】)。

追浜工場でのEVの生産は年間5万台のペースでスタート。2012の量販に向けて生産台数を拡大していく。EVの主力部品であるモーターは横浜工場、インバーターは当初は座間事務所で生産。コンパクトリチウムイオン電池は座間事務所内の関連会社であるオートモーティブエナジーサプライで生産していくとのこと。

日産では同日2009年3月期の連結決算を発表しているが(【発表リリース】)、最終純損益は2337億円の赤字を発表、来期2010年3月期においても1700億円の赤字を予想するなど、厳しい経営状態が続いている。【日産自動車、「電気自動車」の開発促進などで「環境にやさしい車」のリーダーを目指す】にもあるように、「2012年度までの5年間で売上高平均(年間ベースで)5%増」などをかかげた行動計画「日産GT2012」は完全に下方修正を余儀なくされている。さらに[トヨタ自動車(7203)]のプリウス・[ホンダ(7267)]のインサイトに代表されるようなハイブリッド車などのエコカーに対するアプローチも遅れており、直近では厳しい市場競争が続いていることは否めない。

今回発表された電気自動車の生産が、日産にとっての救世主の一人となりうるのか。生産開始は現在進行期ではなくその次の期からとなるが、注目したいところだ。

スポンサードリンク


コメント(Facebook)


▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2017 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー